8月30日午後6時30分より、いわきアリオスで、「カンティーネのスタインウェイを弾いてみる会(第5回)」が開かれました。
第五火曜日の夜、いわきアリオスのカンティーネに展示されているスタインウェイ製フルコンサートピアノD274型(ハンブルク製)を市民が自由に弾いて楽しむ、という企画の5回目。アリオスコミュニティの主催です。
回を重ねるたびに、参加者も多彩となり、市民の輪が広がってきました。今回も、10組の市民が思い思いの演奏を披露、50人を超える方の参加で演奏者も観客も暖かい雰囲気で音楽を愉しみました。皆さま、ありとうございます。
アリオスコミュニティの渡部敏雄さんは、以下のようにレポートしいます。
「アリオスコミュニティが生まれるきっかけでもあった、カンティーネのスタインウェイ・ピアノを弾く会は5回目になります。
参加は10組21名で人数は過去最大かとおもいます。
演目もピアノ独奏・連弾・琴・トロンボーン2重奏・アカペラで合唱・そして落語と多彩でしたし、カスケードの独特の響きが楽しめ、今後の可能性を垣間見た感じがしました。
ピアノ、歌声の響き、トロンボーンの重厚な和音、マイクを通さない肉声の落語が楽しめました。
様々な立場の市民がピアノを中心に集い、楽しむ場がこの先永く、そして大きくなっていくことは、いわきの芸術文化、交流の充実の一助になると感じました。
『音楽を愉しむ場面と場所が増えていくのは嬉しい…』、『市民が互いの表現を愉しんで、コミュニティの輪が広がるのは嬉しい…』とまとめます。」
カンティーネのスタインウェイ製ピアノは、1966年に「平市民会館」の開館に伴い購入され、ピアノ開きを、当時の日本を代表するピアニスト・安川加寿子さんが行いました。
1988年「いわき市音楽館」開館とともに同館に移設された後も、多くの市民に愛用され、アリオス開館を記念して歴史あるピアノを讃えカンティーネに展示されたという来歴です。
この名器を「もっと活用できないの?」という声を受けて始まったのが、「カンティーネのスタインウェイを弾いてみる会」でした。最初はチラシもなく、アリオスコミュティの皆さんの呼びかけや口コミで広がり、アリオスコミュニティの手作りイベントが成長してきました。
次回の第五火曜日は、11月29日。「カンティーネのスタインウェイ・ピアノを弾いてみる会」も第6回になります。午後6時30分よりの予定です。演奏希望の方も先着順で受付中です。(電話0246-22-5800)。
アリオスコミュニティは、未来のために いわき市民の有志の呼びかけでつくる、新しい「場」。興味をお持ち方、「何かやりたい」と思う方は、ぜひ一度いらしてください。1回のみの参加も歓迎です。
●アリオスコミュニティ、9月の月イチ情報交換会は、9月9日(金)18:30の開催です。
会のタイトルを、夏休みスペシャルトークイベント「文化芸術ってなんだろう?」と銘打ち
これからを担う若者たちが「いわきアリオス」や「文化芸術」についてどんなことを思っているのか
等身大のことばで思いを伝え合い、会場の皆さんとの意見交換を行ないます。
会場に定員がございますので、事前申込みのうえお越しくださいませ。
○9月の月イチ情報交換会「夏休みスペシャルトークイベント「文化芸術ってなんだろう?」」
日 時 2022年9月9日(金)18:30 開演(開場18:15)
会 場 いわきアリオス 本館2階 カンティーネ
出 演 なぜか集められた大学生たち 八鍬ひかる(早稲田大学)、坂田南実(明治学院大学 いわきアリオス インターン生)ほか
進 行 いわきアリオス アドバイザー宮本英実(MUSUBU/Demi)、福田理紗(学習院大学 大学院)
申込み方法 ◎電話 アリオスチケットセンター 0246-22-5800(10:00~20:00 火曜定休)
※件名に「9/9アリオスコミュニティ参加希望」と入力し、本文中にお名前とご連絡先(電話番号とメールアドレス)を明記ください
◎ファクス アリオスコミュニティ事務局0246-22-8181(いわきアリオス事務所)
※「9/9アリオスコミュニティ参加希望」と明記し、お名前、ご連絡先(電話番号とメールアドレス)、
連絡手段の希望(ファクスかメールか等)をお書き添えください。
主 催 アリオスコミュニティ/いわき芸術文化交流館アリオス