第21回いわき芸能フェスティバル開く、いわき芸能倶楽部

　9月25日午後、いわき市文化センター大ホールで3年ぶりに、いわき芸能倶楽部の第21回いわき芸能フェスティバルが開催されました。

　今年のテーマは「うそ」。３年前に、国会で当時の安倍首相が、「桜を見る会」前日の夕食会を巡り、国会質疑の中で118回に上る虚偽答弁を繰り返していたことから、このテーマになったといいます。それが、コロナ禍で延期につぐ延期、奇しくも安倍元総理の国葬前といういきさつ。

　会長のもりもりさんのご挨拶に続いて、けん玉８（けん玉）、常磐亭ハワイ（落語）、まじっくけいぞー（大道芸）、しんのぞう（コント）、カチート・ミケロ（漫談）、さい（ヨーヨー）、トリオ美魔（音芸）、のんぴー＆マリア（バルーンアート）、もりもり（フレア）、結（民話語り）、悠雲（ジャグリング）、飛家かる平（落語）、火の車太郎（コミカルマジック）、古扇亭唐変木（落語）、出音・で・おん（音芸）、コント集団稲庭うどん（コント）と、16組の芸人さんが休憩を挟んで３時間に渡り、その演技を披露し、詰めかけた観客を沸かせました。

　特別ゲストは、沙翁役者の楠美津香さんは、「ひとりコントの女王」の異名を持つ。2010年からは、ひとりシェイクスピア劇を始め40作品を上演。素晴らしい演技、痛快コントで会場を魅了しました。

　いわき芸能倶楽部は、1997年に発足。落語・漫談・マジック・音楽・大道芸等の芸を通じて『いわきを笑いで元気にしよう』と活動をしている、スーパーパフォーマンス集団。ボランティア団体でもあり、公民館での催しや各種イベントへなどで幅広く出演、活動しています。