10月20日、正午から、秋晴れの東京高裁前で福島原発刑事訴訟支援団の「月いち ランチタイム・スタンディング」が行われました。
福島原発事故の東電旧経営陣の刑事責任を追求する福島原発刑事訴訟の控訴審は、6月6日に結審し来年1月18日に判決期日が指定されていますが、7月13日、刑事裁判とほぼ同じ証拠によって、東電株主代表訴訟では、被告らに13兆3210億円の損害賠償の支払いを命ずる判決が下され、大きな変化がありました。
支援団は、東電株主代表訴訟判決を証拠として採用し、審議を尽くしてほしいと弁論再開を求めて、「一審判決を破棄し、公正な判決を求める署名」活動を進めています。
スタンディングには、海渡弁護士はじめ、福島の被災者、避難者、首都圏の支援団の皆さんなど約40名が参加し、「東京高裁は、株主代表訴訟判決を証拠採用して、弁論を再開するよう」、次々と訴えました。
午後1時過ぎ、弁護士と代表団が、東京高裁刑事部の担当官に面会。署名を提出し、年内の弁論再開を求める強い願いを裁判官へ伝達するよう依頼しました。
私たちは、諦めません!「月いちランチタイムスタンディング」は11月21日、12月20日にも実行し、東京高裁に訴えます。
また、11月20日午後には、「高裁は弁論再開を!一審判決を破棄し、公正な判決を求める集会」を都内の「研究社英語センタービル大会議室」(JR・地下鉄「飯田橋駅」西口から徒歩4分)で開催します。皆様のご支援をお願いいたします。