いよいよ福島原発刑事訴訟の控訴審判決が1月18日と迫ってきました。
これまでの裁判の経過を踏まえれば、東電元経営陣の罪は明らかです。
私たちは判決日まで、有罪を求める訴えを続けます。
ぜひ、このチラシやバナーを拡散し、この歴史的大事件の責任追及が成せるよう、ご協力ください!
東京電力元経営陣3名が強制起訴された刑事裁判は、東京高裁での控訴審が一昨年11月から始まり、昨年6月6日に結審し今年1月18日に判決期日が指定されています。昨年7月13日、刑事裁判とほぼ同じ証拠によって、東電株主代表訴訟では、被告らに13兆3210億円の損害賠償の支払いを命ずる判決が下され、大きな変化がありました。福島原発刑事訴訟支援団は、東京高裁に対して、昨年6月17日最高裁判決及び東電株主代表訴訟判決を証拠として採用し、審議を尽くしてほしいと弁論再開を求めて活動してまいりましたが、東京高裁は検察官役の指定弁護士が申し立てた弁論再開申立てや東電株主代表訴訟の判決の事実取り調べ請求を却下しました。
しかし、福島第一原発事故は、多くの人々の生活、人生を壊し、事故から12年を経過しても国土を失わせたままの未曽有の事故であり、日本における最大の公害事件です。被害者・被災者は、現在もその苦しみの只中にいます。今も続く過酷な福島原発事故の被害に真摯に向き合い、拙速な判断を下さず、原子力行政に忖度した一審の不当な判決を覆し、歴史的な破棄自判もしくは破棄差戻の判決を、証拠に基づいて公正な判決を下すことを求め続けています。
●控訴審判決行動予定
1月18日(水)
11:00 高裁前アピール(11:40頃まで)
14:00 開廷
判決旗出し
14:30 裁判並行集会 弁護士会館2階講堂 クレオ