脱原発福島ネットワークから福島第一原発事故12周年集会の呼びかけです。
福島第一原発事故から12年、いまだに政府の原子力緊急事態宣言は解除されていません。
依然として、廃炉の最終形態も法的に定義されず、困難な事故収束作業が続いています。
政府は、7年間で約1千億円の事業規模を見込む福島国際研究教育機構などに巨額の復興予算をつぎ込み、福島原発事故など無かったかのように、原発の運転延長や建て替えなどの原発推進に舵を切り、復興が道半ばにもかかわらず、トマホークミサイルなどの軍備拡大のために、復興税を防衛費に転用しようとしています。
また、タンク貯蔵汚染水=液体放射性廃棄物の海洋放出問題も重大な局面です。政府と東京電力は『関係者の理解なしには如何なる処分も行わない』という約束を反故にして、今夏にも海洋放出を実施するために、テレビ等で安全宣伝を行い、被害発生を前提にした「風評対策」をゴリ押ししています。
「事故処理はどうなっているの?」「放射性廃棄物はどうするの?」「汚染水の2次処理ってできるの?」などなど、私たち住民自身が放射性廃棄物と汚染水の現状を語りあい、事故処理と廃炉の現在を検証して、住民にとってのより良い未来を考えます。
「福島原発事故12年、拡散する放射性廃棄物のゆくえと私たちの未来」
・日時:2023年3月12日(日)午後1時30分〜 4時
・場所:いわき市平堂根町1−4 いわき市文化センター大会議室
・内容:12年目の報告、
パネルディスカッション〜ふえつづける放射性廃棄物、どうする汚染水の海洋放出
・主催:脱原発福島ネットワーク
13:15 受付開始
13:30 開会
・犠牲者追悼の黙祷
・主催者から:「事故処理から廃炉の課題、わたしたちはどう生きるか」
13:55 12年目の報告:
・1「廃炉の現状をどう見るかー汚染水、放射性廃棄物」 石丸小四郎
・2「拡散する放射性廃棄物をどうするか」 和田央子
・3「ふえつづける放射性廃棄物、原発回帰でいいのか」 澤井正子
15:05 パネルディスカッション〜ふえつづける放射性廃棄物、どうする汚染水の海洋放出
・パネラー:織田千代、鈴木薫、満田夏花
15:55 集会アピールの採択
16:00 閉会
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
オンライン参加は、以下からご参加ください。
ミーティングID: 857 0608 3555
パスコード: 370756ーーーーーーーーーーーーーーーーーー