8月23日午前、1年ぶりに、いわき放射能市民測定室 たらちね海洋調査に同行しました。
福島第一原発沖合で、海洋放出前日の、大切な海水を採水するのが目的。
双葉郡富岡町仏浜の富岡港を午前10時に出航して、福島第一原発の沖合1.5Km地点の4カ所のサンプリング地点で、測定のための試料を採取し帰港しました。
サンプリング地点では、たらちねのスタッフの皆さんが、機敏に行動、海水採取用布バケツを使って、手際よく試料を採取して、2Lペットボトルに移し替えていました。船長との息もぴったりで4地点を移動し作業が進めていきました。今回は表層水のみで所要時間約1時間ほどでしたが、通常は魚や深層水などの試料採取も行うため3〜4時間の所要時間です。
天候は、途中、雨が降り、波のうねりがすごかった。
今回も、船長の計らいで、富岡町の小良ケ浜灯台近くの、廃港になった「日本一小さな漁港」=旧小良ケ浜漁港跡も、海上から見せて頂きました。
第一原発の沖合1.5kmの海上からは、第一原発5・6号機前の放出立坑のあたりや沖合1Kmの海底トンネル放出口地点あたりに黄色いブイが見えました。1年前は赤い標識ブイも見ることができましたが今回、赤い標識は確認できませんでした。
たらちねの海洋調査は、政府と東電がトリチウムをはじめとする放出水の放射性核種の内容を未だに明らかにしない中で、放出前の状況をデータとして記録し残す貴重な仕事をしてきました。放出が強行されても、なおさら必要な仕事です。
たらちねの海洋調査に多くの人がで協力していただければと改めて思います。
ふるさとの海、日本の海、世界の海を放射能でこれ以上汚してはならない。汚染水を海に流すな!
***たらちねへのご寄付・インターネットから***
●7月23日のたらちね海洋調査の内容
・第一原発沖1.5km地点(A地点、B地点、C地点、D地点=下図参照)4ヶ所で、海水を採取する。
1. 海水採取・表層の海水(トリチウム測定用)を採取する。 水質チェッカー計で、水質調査を行う。4地点を同じく採取するので、合計8Lの採取となる。
・採取地点のGPSについては、船長に確認し記録をとる。
A:第一原発/1.5km沖・南陸近く A地点の表層 トリチウム用=2L
B:第一原発/1.5km沖・東陸近く B地点の表層 トリチウム用=2L
C:第一原発/1.5km沖・北陸近く C地点の表層 トリチウム用=2L
D:第一原発/1.5km沖・北陸近く D地点の表層 トリチウム用=2L
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