10月11日夜、全国地域安全運動の一環として、いわき東地区防犯協会鹿島支部が「鹿島地区 安全・安心まちづくり研修会」を開催しました。
いわき東地区防犯協会鹿島支部長の挨拶に続いて、鹿島町区長会長、鹿島小学校長から、それぞれ取り巻く近況のご報告を頂きました。
いわき東警察署の生活安全課長から「安全・安心のまちづくりについて」の講話を頂きました。
万引き、車上荒らし、自転車盗などに対し「犯罪にあいにくい環境を作る」こととして、施錠、防犯カメラなどの備え。また、介護保険詐欺、電子マネー詐欺、ネットにまつわる犯罪の増加や「押し買い」の相談も多く訪問業者は悪質なものが多いため、「家に入れない、上らせない」ことが重要、会話だけの購入は特定商取引違反になることを指摘。さらに、少年非行が昨年より悪化して県内ワースト3番目になっている実態、再犯の事例、家庭不和による児童・生徒等の家出と児相保護、青少年健全育成条例違反の事例、面前DVと児童虐待、親自体が成長していない問題など、管内の刑法犯の事例が実態に則して詳しく報告され、最後にポリスメールへの登録が呼びかけられました。
また、サポート詐欺(架空請求詐欺)の被害に実際にあった人が苦い経験を話してくれ、参加者が食い入るように話を聴いていました。