飯舘村放射能エコロジー研究会による第11回シンポジウム「被災後12年の被害実態、暮らしと村人・村の将来を語る」が11月3日、4日の両日、開催されます。
以下、紹介します。
飯舘村放射能エコロジー研究会 第11回シンポジウム 「被災後12年の被害実態、暮らしと村人・村の将来を語る」
日 時:2023 年11 月3 日(金)午後1時~5時半
11 月4 日午前 飯舘村内の現地見学
場 所:飯舘村交流センターふれ愛館ホール
https://www.vill.iitate.fukushima.jp/site/fureaikan/
参加費:無料
参加者:どなたでもお気軽にご参加いただけます。
主 催:飯舘村放射能エコロジー研究会(IISORA)
共 催:NPO 法人エコロジー・アーキスケープ
お問い合わせ/ IISORA 福島シンポジウム事務局
email : sympo2023@iitate-sora.net
tel:090-6601-6786
協力団体:R-DAN、映画「飯舘村の母ちゃん」制作支援の会、原子力市民委員会、原子力資料情報室、原発事故被害者相双の会、国際環境NGO FoE Japan、日本環境会議(JEC)、日本大学生物資源科学部内ケ崎万蔵研究室、BIOCITY、ふぇみん婦人民主クラブ、福島の子どもたちとともに・湘南の会、古居みずえ映画製作支援の会
原発事故災害から12 年経過したが、未曽有の激甚災害は継続中ともいえる厳しい状況、先の見えない状況であることに変わりません。その中においても、人々は生き続けています。どこの場所でどう生きるか、家族や仲間と、そして仕事をどうするかを問いつづけながら、12 年を生きてきています。農山村地域での長期的な放射能汚染の実態。そのような中での人間の健康、土・水・大気・植物・の健康についての科学的解明と予測、その研究成果を被災者とともに学び、将来に向けた対策、飯舘村人、飯舘村の大地の将来について考えていきたいと思います。
(プログラム)
挨拶 今中哲二(IISORA)
総合司会 佐久間淳子 (IISORA)
1部 村人の部 13 時05 分~ 14 時45 分
菅野 哲 (村人) 二地域での農的暮らし
伊藤延由 (村人) 山菜・キノコを測って13 年
細杉今朝代 (村人) 飯舘村での農的生活
本田 徹 (村人、いいたてクリニック医師) 飯舘村民の健康と医療
横山秀人 (村人) いいたてネットワーク8年間の活動とこれから
その他 資料提供 飯舘村 「飯舘村の現状と復興施策について」
休憩 14 時45 分~ 15 時
2部 専門家の部 15 時~ 16 時20 分
今中哲二 (IISORA) 飯舘村の放射能汚染のこれまでとこれから
糸長浩司 (IISORA) 森林汚染と再生の途、汚染土壌再利用、バイオマス発電
鈴木 譲 (IISORA) 放射性物質が水に流れ込めば真っ先に影響を受けるのは水生生物
振津かつみ(IISORA) 健康被害への配慮
豊田直己(IISORA) 12 年間、村民を撮り続けて
3 部 総合討議 16 時20 分~ 17 時20 分
司会 糸長浩司 登壇者 発表者全員 会場との討論
まとめ 菅井益郎(IISORA)
終了後 飯舘村きこり で懇親会
11 月4日 午前 飯舘村の現地見学