いわき市立美術館で「民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある」が12月17日まで開催中です。
数年前に、東京の駒場にある日本民藝館を訪問して以来で、この展覧会に期待を寄せているひとりです。
「約100年前に思想家・柳宗悦(やなぎむねよし)は日常生活のなかで用いられてきた手仕事の品々に美を見出し、「民衆的工藝=民藝」の考えを唱えました。日々の生活のなかにある美を慈しみ、素材や作り手に思いを寄せる、この「民藝」のコンセプトはいま改めて必要とされ、私たちの暮らしに身近なものとなりつつあります。
本展では、民藝について「衣・食・住」をテーマにひも解き、暮らしで用いられてきた美しい民藝の品々約150件を展示します。また、いまに続く民藝の産地を訪ね、そこで働く作り手と、受け継がれている手仕事も紹介します。さらに、昨夏までセレクトショップBEAMSのディレクターを務め、現在の民藝ブームに大きな影響を与えてきたテリー・エリス/北村恵子(MOGI Folk Art ディレクター)による、現代のライフスタイルと民藝を融合したインスタレーションも見どころのひとつです。
柳が説いた生活の中の美、民藝とは何か、
そのひろがりと今、そしてこれからを展望する展覧会です。」(いわき市立美術館の案内より)
会期 2023年10月28日(土)-12月17日(日)
料金
一般1,100(880)円
高校・高専・大学生500(400)円
小・中学生300(240)円
*当日券のみ販売
*カッコ内は20名以上の団体割引料金
*未就学児、いわき市在住の65歳以上の方、身体障害者手帳、療育手帳、
精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は無料
*土・日曜日にいわき市内の小・中・高・専修(高等課程)・高専生が観覧する場合は無料
*免許証、手帳、学生証など身分を証明するものをお持ちください
*本展チケットで常設展も観覧可能
出品リスト
「民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある」出品リスト
会期
2023年10月28日(土)-12月17日(日)
開館時間
09:30-17:00(最終入場16:30)
休館日
月曜日
主催
いわき市立美術館、福島民報社、福島放送、朝日新聞社、東映
協賛
クリナップ
特別協力
日本民藝館
協力
静岡市立芹沢銈介美術館、カトーレック