福島原発刑事訴訟支援団から、5月28日の「今こそ最高裁へ!東電旧経営陣の責任をただす 第5次最高裁前行動&東京集会」のご案内です。
東電刑事裁判は、23年1月に指定弁護士が最高裁に上告、23年9月に上告趣意書を提出。福島原発刑事訴訟支援団も最高裁前で毎月行動を行い、最高裁が口頭弁論を開いて原判決を破棄するよう求め、第二小法廷の草野耕一裁判官の回避を求めてきました。
5月28日に、第5次最高裁署名提出行動と集会が行われます。最高裁の動きは不透明ですが、重要局面を迎えているとの見方もあります。
今こそ、福島原発刑事訴訟支援団の呼びかけに応えて、第5次最高裁行動に結集しましょう!
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私たちは、2024年5月28日(火)「今こそ最高裁へ!東電旧経営陣の責任をただす 第5次最高裁前行動」と「東京集会」をおこないます。
東電福島第一原発の事故は、今も収束せずに続いています。
そして事故は、被災地に新たな被害を引き起こし続けています。
ALPS処理汚染水の海洋投棄とその作業に伴う事故、小児甲状腺がんの多発や災害関連死の増加、避難者住宅の提供打ち切りによる裁判や追い出しの強制執行、イノベーションコースト構想のもとに行われる被害者の望みとは乖離する復興策…。
福島原発事故の取るべき責任がしっかりと取られていないことで、福島は事故前の本来の姿を取り戻すことができないまま、まるで違う世界へといざなわれているように感じます。
原発事故からの被災地の健全な再生と、事故後もかわらない東京電力の企業としての無責任体制を変えさせるために、東電刑事裁判の最高裁の判断は極めて重要です。
最高裁に、国や東電への忖度なしに、被害にしっかりと向き合い、公正な判決を下すことを求めます。
ぜひ、ご参加、ご注目をお願いいたします。
『5月28日(火)スケジュール』
<最高裁前行動>
10:00~10:30 最高裁前行動
11:00~11:30 面談、署名提出
<集会>
12:30 開会
あいさつ 佐藤和良
・海渡雄一弁護士(告訴団・支援団弁護団)
「福島イノベーション・コースト構想の危険」
・大河陽子弁護士(告訴団・支援団弁護団)
「東電株主代表訴訟と東電刑事裁判が明らかにしたこと」
・佐藤和良(福島原発刑事訴訟支援団団長)
「原発サイト内の状況と汚染水の海洋投棄」
・武藤類子(福島原発告訴団団長)
「福島の現状 甲状腺がん・住宅問題など」
14:00 閉会
集会会場: TKP赤坂カンファレンスセンター13階 ホール13D
(港区赤坂5-2-20赤坂パークビル13階)
*参加費は無料です
■■福島原発刑事訴訟支援団■■
https://shien-dan.org/
info@shien-dan.org
080-5739-7279