11月上旬、好日。いわき市田人町荷路夫の明神山(標高752m)に登りました。
明神山は、「うつくしま百名山―福島県のふるさとの山々」で紹介された福島県内各地域を代表する名山のリストである、「うつくしま100 名山」の100番目の山。いわき市内7座の一つ。
地元の荷路夫の方々のご案内で、連れ合いとわたしは、千寿の森登山口から、千寿の森のゲート、林道を歩き、峠で登山道に入り、山頂近くの多祁神杜の奥宮に参拝、30分ほどで頂上に達しました。
明神山は、地元の荷路夫のみなさんが代々守ってきた信仰の山。ありがたいことに、登山道はよく手入れされておりました。奥宮の杉の巨木の切り株、奥宮付近のブナ林では、歳月を見守ってきたブナの巨木にもお会いでき、感激。
快晴の頂上からはいわき市内の名山はじめ、遠く小名浜港から勿来へて北茨城まで太平洋の海岸線も眺望できました。石城(いわき)山岳会の皆さんが設置している登山ノートに感謝の記帳をして、しばし休憩。快晴の頂上にはメジロなどの野鳥も出迎えてくれました。帰り足で、頂上近くの「天狗の庭」と呼ばれる巨石群にもご案内いただき、「天狗の足跡」と伝えられる巨石の「刻印」も紹介していただきました。
田人のみなさん、ありがとうございました。