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鹿島地区安全・安心まちづくり研修会開く

 10月14日夜、いわき東地区防犯協会鹿島支部による「鹿島地区 安全・安心まちづくり研修会」が鹿島公民館で開催され、鹿島地区の各種団体や学校PTAの皆さんが参加しました。
 いわき東地区防犯協会鹿島支部長の挨拶に続いて、鹿島小学校長、いわき東警察署西部交番所長から、それぞれ近況のご報告があり、いわき東警察署の生活安全課長から「安全・安心のまちづくりについて」の講話を頂きました。
 講話では、まず、9月末現在の今年度の刑法犯認知件数として、東署管内322件のうち76件が西武交番管内で発生し、万引きが14件で、大人の60歳以上が多いことが報告され、お金があっても世間との付き合いがないなどの理由のため「孤立を生まない近所付きあいをお願いしたい」と話されました。
 また、なりすまし詐欺については、1月から8月までの被害額が福島県内で約8億7千万円、前年比で約7億円の増加で127件であり、そのうちオレオレ詐欺が約6億4千万円、58件中54件が「警察官カタリ」であること。警察手帳などの画像を見せて、ラインに誘導する手口。+1、+44の国際電話など、+からお電話は詐欺と思ってと注意喚起しました。タイやカンボジア、ミャンマーなどの国境沿いから発信されており、現金を振り込ませ、あん帽子さんに変えられてしまうので、電話が来たら一旦切って確認の電話を警察にかけてほしい。被害は65歳以上の高齢者が6割以上となっていることなどが話されました。
 さらに、SNS投資詐欺、ロマンス詐欺も、県内で74件約8億8千万円の被害額に上り、被害者は40〜50歳代が4割。現役世代、特に50歳代を多いことなど、対策も詳しく報告されました。
 研修会は、毎年行われ、10月11日から20日まで実施中の全国地域安全運動の一環です。

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by kazu1206k | 2025-10-14 20:41 | 地域 | Comments(0)