2月28日、「今中哲二講演会&たらちね活動報告会」が開催されました。
11時から、京都大学複合原子力科学研究所の今中哲二先生が「原子力の歴史を振り返りながら、なぜ日本の原発がなくならないか考える」と題して講演。
今中さんは、本題の前にとして、たらちねの受託研究(2019〜2025)の報告を行いました。
毎月、福島県産を中心とする農水産物サンプルを送ってもらって、京大研究室のゲルマでセシウムの測定を行ったもので、7年間合計でサンプル数1,309、食品サンプルが1264、そのうち県内964、県外301でした。福島県産の種類毎のセシウム137の分布では、白米・玄米、野菜、果物のいずれの中央値も0.3bq/kg、0.24bq/kg、0.76bq/kgでしたが、山菜の中央値は1.4bq/kg、きのこ類は3.3bq/kgでした。最大値は、いわき市の野生コシアブラ(市場流通品ではない)で160bq/kgでした。「普通の食生活であれば、気にするほどの内部被曝はないだろう」とのことです。
本題の「原子力の歴史を振り返りながら、なぜ日本の原発がなくならないか考える」では、以下のような流れで講演されました。
・2021年第6次エネルギー基本計画「原発依存から出来る限り低減」から2025年第7次エネルギー基本計画「原子力を最大限活用」へ。
・原子力利用のはじまりーマンハッタン計画1942.7〜・日本の原子力発電のはじまり 中曽根康弘,正力松太郎・第4次原子力開発利用長期計画 1972年6月 原子力委員会・国策・民営による原子力利用の推進・核燃料サイクル:推進母体,原発:通産省・電力、核燃料サイクル全体:科技庁・動燃
・誰が日本の原子力を進めているのか?
原子力ムラの人々:日本の中枢にすくっている特権と利権の共同体
・誰が何のために日本の原子力を進めているのか?
原発と利権、福島原発事故以前の原子力予算、
・日本の核燃料サイクルの現状
核燃料サイクルはほとんど破綻している
・日本の核オプション
原発は潜在的核兵器?
・日本の原子力開発が抱え込んでしまった不良債権・不良資産
ゾンビ:売り上げゼロでも黒字の不思議な原発専業の電力会社,日本原電。
東京電力ホールディングス。六ヶ所再処理工場を運営する日本原燃
原発を止めると感電も超過債務。
・原発を止めると不良債権・不良資産が表に出てきて収拾がつかなくなる。
しかし,続けると増える一方だ。大事なのは、これ以上核のゴミを増やさないこと。
・再処理工場は中止し,核燃料サイクルも放棄
・原発はすべて廃止,徐々に解体
・使用済み燃料は乾式キャスクに入れて,原発解体廃棄物とともに各サイトで長期保管日本のエネルギー需要、電力需要は安定し,発電能力は余っている!
*なぜ私は原発に反対なのか 原発の抱える「事故の危険性」と「放射性廃棄物の厄介さ」を考えると,私たちの社会は,エネルギー源として原子力を利用すべきではでない。
・さいごに、
強く豊かな「富国強兵」の日本列島ではなく、つよくなくてもいいから、慎ましく穏やかに暮らせる日本でありたい。そのためには、国のありよう全体が変わる必要がある!
午後1時30分からは、たらちねの活動報告会。理事長のご挨拶に続いて、2025年1月~12月までの、「あとりえ たらちね こころのケアから報告」「たらちねこども保養相談所から報告」「甲状腺検診プロジェクト報告」「たらちねクリニックから報告」「 たらちね測定ラボから報告」など、詳細な活動報告が行われたあと、質疑応答も行われました。
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