4月11日、磐城平城しろあと公園がオープンし、開園記念イベントがいわき産業創造館で開かれました。
公園の体験学習施設は、本丸御殿にあった茶室にちなんで「緑天庵」と愛称が公表され、城郭考古学者・千田嘉博(名古屋市立大教授)さんが監修した城郭復元CGが設けられ、展示交流室の仮想現実(VR)シアターや屋外に設置されたパネルの二次元コードを通じ、実際にあった場所でより理解ができるようになっています。
記念イベントでは、千田嘉博さんが「磐城平城の魅力」というテーマで記念講演を行い、「お城を知れば、まちがもっと好きになる!ー城の魅力を語り、未来のまちづくりを考えるー」をテーマに、千田嘉博さん、磐城平藩最後の藩主安藤家が磐城平藩に移封前の美濃・加納藩を治めた縁から、岐阜市の柴橋正直市長、いわき地域学會幹事の小宅幸一さん、内田広之市長がパネリストとなり、市文化財保護審議会の田仲桂さんのコーディネイトでパネルディスカッションも行われました。
千田嘉博さんは、「VRによって、失われたところを含めて磐城平城の全体像をつかめ、新しい歴史の楽しみ方でとても画期的です」と評価、学校教育にも活用してほしいと呼びかける一方、同公園が視覚障がい者には、不案内と指摘して、手で触って知ることができる「触知模型」と音声ガイドの組み合わせなどの改善を提案しました。
また「磐城平だけが城下町ではなく、いわき地方は城下町の集合。全国には城好きがたくさんいるので、みんなで遺構を考えて歴史の謎を読み解くようなイベントも良い。これからも歴史を大切にしてほしい」と述べました。
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