産廃処分場申請に7800人を超す市民の意見書
2006年 07月 11日
これは、山一商事が21世紀の森に計画している産業廃棄物最終処分場設置許可申請書に対する意見書の数です。
よく集まりました。
大変な数で、設置の不許可を求める市民の関心の高さの現れです。
5月23日に申請が出され、1ヶ月の縦覧期間をへて、6月27日から7月10日まで市民の意見を募集していました。
10日午後4時前に、わたしが意見書を市環境部廃棄物対策課に持参したところ、まだ70通ほどとのこと。その後、処分場に反対する連絡会が7743通の意見書を提出しました。設置不許可を求める各界各層の人々が協力した結果で、市民運動の賜物です。
今後の手続きは、受け付けた7800通をこえる市民意見の審査に入ります。
予想以上の数で、担当課のうれしい悲鳴が聞こえるようです。
その後、必要に応じ専門家からの意見も聴き、市が許可、不許可の処分を決めます。
「21世紀の森最終処分場は認めません」という市長公約、全会一致の市議会反対決議。あきらめない会社側、粘り強い市民運動。
長期戦ですが、7800通をこえる市民意見は、市民が関心を持って見守り行動する、一歩になりました。