21世紀の森産廃処分場、国は再審査棄却を!山一商事が不許可取消し提訴
2007年 12月 08日
環境省は審査について、「県が先に山一の審査請求を棄却した理由に対して」廃棄物対策と清掃に関する法にのっとっているか否かを検討しているとし、具体的には①綴小学校における処分場建設時における騒音が、小学生の学習環境の保全のために留意することに当たるのかどうか②処分場の汚水を処理して新川に放流するために、下水道雨水幹線を使って流すことは下水道法上に適合しているかどうか、であると説明したといいます。
この要望への賛同者は、商工会議所会頭、経済同友会、JA、福島漁連、いわき法人会、観光物産協会、経営者協会、湯本温泉商店会連合会、湯本温泉旅館協同組合、湯本温泉観光協会、湯本温泉飲食業組合、いわき医師会長、いわき歯科医師会長、いわき市薬剤師会長、明星大学学長、福島高専校長などのみなさんです。
12月7日、山一商事が市長を相手取って、処分場設置不許可処分の取消しを求める訴えを、11月20日、福島地裁に起こしていたことが、福島地裁からの連絡でわかりました。
山一商事は、環境省の再審査請求と福島地裁の訴訟の2つを起こして、何としてもいわき市の里山「21世紀の森」に産業廃棄物最終処分場をつくろうと、焦っています。
いわき市は、市民の安全と安心を守る姿勢を堅持し、山一商事の21世紀の森産業廃棄物最終処分場に反対していきます。
それにつけても、山一商事の資金提供源である静岡のスルガ銀行は、どう考えているのでしょうか?