上蔵持のじゃんがら念仏踊り
2008年 08月 03日




今日は、夕方、鹿島町上蔵持の大日堂でじゃんがら念仏踊りを拝見致しました。
大日如来をまつる、方三間の方形造り、銅板葺きの上蔵持の大日堂は、昭和4年の大火で焼け、昭和9年に再建されました。
例年8月、この時期に上蔵持の人々がお堂に集まりまつりを行い、じゃんがら念仏踊りが奉納されています。
いわき地方の、お盆を彩るじゃんがら念仏踊り。
じゃんがら念仏踊りは、金と太鼓の音にあわせて踊り、やがて見るもの聞くものが一体化して一種の陶酔に至ります。
鹿島地区では、唯一の上蔵持青年団のじゃんがら念仏踊り、です。
上蔵持では、一時中断したじゃんがらでしたが、強い熱意で復活したといいます、
各地で継承されている、じゃんがら念仏踊り。沖縄のエイサーにも繋がった、このいわきの伝承芸能を更に興隆させていきたいものです。