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「演劇が社会にコミットする」アトミック・サバイバー

 10月11日の土曜日午後3時、 いわきアリオスで2007年東京国際芸術祭での話題作、ドキュメンタリー手法を交えて原子力エネルギーを考える演劇がある。
 「核燃料サイクル基地、青森県六ヶ所村のフィールドワーク映像や、賛成派・反対派の取材、労働者のルポルタージュと、チェーホフの『ワーニャ伯父さん』の世界がユーモアたっぷりに交錯する『アトミック・サバイバー 〜ワーニャの子どもたち〜』」だ。
 構成・演出の阿部初美さんは、「アトミック・サバイバー」とは、原子力によるサバイバルを「国策」として<選択した>国の住民である「わたしたち自身」のことなのです、と記している。
 いかがな表現に仕上がっているか、観てみたい一作だ。
 
日時2008年10月11日(土) 15:00 (開場:14:30)
会場小劇場
料金全席自由 2,000円 学生1,000円 (当日券は各300円増し)
申込み方法プレイガイド
アリオスチケットセンター(火曜定休)0246-22-5800

構成・演出    阿部初美
ドラマトゥルク  長島 確
出演       野村昇史(演劇集団円)
         谷川清美(演劇集団円)
         福田 毅 (中野成樹+フランケンズ)
         永井秀樹(青年団)
 
・阿部初美さんのプロフィール
1970年茨城県生まれ。武蔵野美術大学短期大学卒業後、演劇集団円に所属。
1995年より劇作家・演出家の太田省吾に師事した後、2000年に演出活動を開始。
03年、ベルリン演劇祭「若手演劇人の国際フォーラム」への参加を機に「現代演劇の表現の可能性を探る」「演劇と社会をつなぐ」をテーマに実験的活動を行っている。
東京藝術大学、山口情報芸術センター、NPO法人芸術家と子どもたち等で講師も努める。にしすがも創造舎レジデント・アーティスト。
by kazu1206k | 2008-10-06 20:06 | 文化 | Comments(0)

佐藤かずよし


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