市立病院改革プラン案、情報公開と市民参加は議論の前提
2009年 02月 12日
今日は、市立病院改革プランや定額給付金事業などをめぐって、議論が白熱した。
病院局が市立病院改革プランのパブリックコメントの結果を報告して、意見交換した訳だが、隔靴掻痒の感。
曰く「パブリックコメントは賛成、反対を問うものではない」。
誰もパブコメを住民投票だと思って意見を書いた市民はいないと思うのだが、パブコメでだされた市民の意見に真摯に応えていく態度が伝わってこない。
残念なことだが、開襟を開いて疑問に直接応え、難局を乗り切ろうとする意思が見えない。現実を切り開いていこうとする前向きな対応こそ必要なときである。
意見に対する市の考え方を、方針決定後の3月下旬に公表するというのは、おかしいのではないか。市立病院を守るには、まずは徹底した情報公開が必要である。
繰り返しになるが、市民意見に対する市の考え方を2月議会前に示して、2月議会で大いに議論すべきである。そして、医療関係者をはじめ常磐や遠野など地域住民の意見を直接聴く場を設けるべきである。
情報公開と市民参加は、議論の前提だ。