市立病院改革プラン(案)に対する医師会、病院協議会の声明
2009年 03月 13日
●声明は、以下の通り。
(仮称)いわき市市立病院改革プラン(案)に対する声明
いわき市医師会といわき市病院協議会が本プランを初めて知ったのは、平成20年11月28日付けのいわき民報紙上でした。
いわき市では平成18年12月に地域の医療問題の解決をはかる機関として、市、市立病院、病院協議会、医師会からなる、いわき市地域医療協議会を設置していたにもかかわらず、これまで7回開催された本会で本プラン(案)がとりあげられたことは一度もありませんでした。
常磐病院を民間病院へ譲渡する案は、地域医療へ与える影響が重大であり、十分な議論がされないままに拙速な結論を出したことは理解が出来ません。
医師会、病院協議会では市に対して緊急に申し入れをして本プラン(案)の修正を求めましたが、修正には応じられないという担当者の回答でした。
本市の地域医療の今後を考えると、このようなプランの実施には大変疑問があると同時に、行政と医師会、病院協議会との関係を損ねるものであり、いわき市から委託を受けている、休日夜間急病診療所などへの協力も再考せざるを得ない状況です。
いわき市の35万市民の健康を守るためにも本プラン(案)を継続審議とすることをお願い致します。