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子どもの貧困対策、足立区を視察

 5月18日、いわき市議会創世会の行政視察で足立区に伺いました。
 調査事項は、足立区の子どもの貧困対策「未来につなぐあだちプロジェクト」について。

 いわき市の子どもの貧困対策は、貧困を軸とした重点施策がさまざまな分野で多岐に渡っている中で、国県の動向を見極めながら、適切に対応するとしています。福島県は県内の18 歳未満の子どもがいる世帯対象に、平成28年度、福島大学の協力のもと貧困実態調査を実施しました。足立区でも、子どもの健康・生活実態調査を実施して、子どもの健康が家庭環境や生活環境からどのような影響をうけているか、子どもの健康・生活と生活困難の関係を明らかにして、子どもの貧困対策を進めています。

足立区子どもの貧困対策部の子どもの貧困対策担当課長さんから、ご説明いただきました。以下は、その概要です。

・97年から担当部発足、福祉部、健康部とも連携

・4つのボトルネック的課題の克服
ー治安、学力、健康、貧困の連鎖
ー経済的困窮が根底にある共通の原因=貧困の連鎖を断つ

・足立区の現状
ー18歳未満の生活保護受給者の増加
ー就学援助率、全国平均の2倍以上
ー小学校2年生の段階で基礎学力の定着度に差が出ている
ー区全体と生活保護世帯で基礎学力の定着度に差がある
ー23区の都立高校中退者数で突出
ー健康、歯科健診で虫歯の割合が多い、未処置の虫歯の子どもの割合も多い

・足立区子どもの貧困対策実施計画 (平成27年度~平成31年度)の策定
ー検討体制:区職員による対策本部、年4回学識経験者を含む検討会議、2検討部会
ー基本理念:
⒈⒉⒊経済的困窮だけでなく、孤立や健康など生育環境全般の複合的課題と捉え、解決と予防に取り組む
ー取り組み姿勢:
①全庁的②予防、連鎖を断つ③早期きめ細やかな施策④学校をプラットホームに⑤リスクの高い家庭への支援⑥NPOとの連携⑦国都への働きかけ

・プロジェクトの3本柱:
①教育・学び
ー学力体験支援:学習サポート、はばたき塾。
ー学びの環境支援:スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー
ー子どもの居場所づくり:食の提供も実施
②健康・生活
ー親子養育支援:母子保健コーディネーター
ー幼児発育支援
ー若年者就労支援
ー保護者への生活支援:ひとり親家庭に対する支援、相談事業、交流事業
③推進体制
ー相談事業の連携強化:「つなぐ」シートの活用

・24の指標
ー115事業の評価、1次〜3次評価、本部に報告、各部の事業に反映

・子どもの健康・生活実態調査
ー子どもの健康が家庭環境や生活環境からどのような影響をうけているか

・子どもの健康・生活と生活困難の関係
ー世帯年収300万円未満、生活必需品の非所有、支払い困難経験あり
ー見えてきたこと:保護者に相談相手がいると子どもの健康リスクが軽減する可能性
ー子どもが運動習慣、読書習慣を身につけると逆境を乗り越える力伸ばせる可能性
ー地域活動への参加、親以外の第三のの大人との関わり

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by kazu1206k | 2018-05-18 23:36 | 議会 | Comments(0)

豊田市の地域自治システムー創世会で行政視察

 5月17日、いわき市議会創世会の行政視察で愛知県豊田市を訪問しました。
 視察のテーマは「地域自治システムについて」。
 豊田市役所で、地域振興部自治推進室の地域振興課長さん等から「地域のことは、地域で決める」と、合併後の都市内分権を推進する、豊田市の地域自治システムの事業内容を伺い学ばせて頂きました。
 人口が拡大してきた豊田市。「地域のことは、地域で決める」をモットーに、中学校区単位での思考と対応として「地域会議」を設置。地域会議は、地域の各種団体から推薦された2年任期のメンバー20名以下で構成され、現在の構成員は全体で501名。実行組織は、自治区などの地域団体が行なっています。
 事業内容として、「わくわく事業」は、市民活動支援事業で1地域会議あたり年500万円。地域会議が審査しています。「地域予算提案事業」は、1地域会議あたり2000万円の枠で、地域会議が発案した個別事業を市が実施する仕組みです。その他の取り組みとして、地域カルテを作成して活用しています。
 豊田市は、各地域会議に1名の地域振興担当員を配置して対応していますが、職員の配置と資質、スキルアップに課題があると話していました。
 いわき市も広域合併都市として、都市内分権が課題であり、私も以前から指摘し取り上げてきました。昨年から、いわき市は「共創のまちづくり」を進めるとしており、「地域のことは、地域で決める」と地域自治を進める豊田市さんの地域自治システムは、参考になるところが多くありました。今後、いわき市での取り組みに活かしていきたいと思います。

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by kazu1206k | 2018-05-17 20:21 | 議会 | Comments(0)

太平洋クラブの勉強会

5月14日、小名浜地区選出の市議会議員で構成する「太平洋クラブ」の春季勉強会が、いわき市役所小名浜支所で開催されました。年2回ほど開催して、小名浜支所管内の現況と当面の事業などを、支所長はじめ各部の担当長から説明頂き、質疑させて頂いています。
小名浜支所管内、前年比で世帯数は増加するも人口は微減。泉地区の人口増加に対応して、今年度から泉市民サービスセンターに、地域振興担当員が配置されました。また、地区内の原発事故避難者受け入れは、はじめて6千人を割っています。
今回の勉強会では、小名浜支所の地域振興策、経済土木課の30年度事業、泉第三土地区画整理事業、管内の火災発生状況、救急活動状況などの説明を頂きました。出席した職員のみなさんの6割が新任の所長さんなどでした。今年度も、職員のみなさんと協力しながら、市民生活の向上に邁進いたします。

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by kazu1206k | 2018-05-14 23:41 | 議会 | Comments(0)

6月定例会に向けた勉強会

 5月10日・11日の2日間、いわき市議会創世会は、6月7日から開会予定のいわき市議会6月定例会に向けた会派勉強会を実施しました。
 いわき市議会創世会は、私を含めて6名が所属していますが、両日とも丸一日、朝8時40分から夕方午後4時20分まで、執行部の各担当課から事務事業の説明を受け、質疑と意見交換を繰り返し行いました。
 主なテーマは、以下のようなものです。

総合政策部
・いわきアカデミアについて
・町外コミュニティに係る取り組み状況について
・シティセールス推進事業について
・「原子力防災の手引き」について

総務部
・職員のワーク・ライフ・バランスの推進について
・工事等の検査について(「いわき市請負工事成績表亭要項」の改正)

財政部
・平成29年度の一般会計等の決算見込みの総括について
・平成29年度の市税等収入見込みについて
・平成30年度地方税制改正等について

文化スポーツ室
観光交流室
・平成30年度いわき市立美術館の企画展について
・平成30年度いわき市芸術文化交流館(いわきアリオス)における自主事業について

市民恊働部
・市民公益活動団体調査事業について
・国民健康保険事業について

生活環境部
・イノシシの捕獲状況について
・いわき市内の仮置き場の返地予定について
・市内の生活排水対策について

保健福祉部
・障がい者テャレンジ雇用推進事業について
・地域包括ケア推進に係る一般介護予防の取り組みについて
・いわき市保健医療審議会について

こどもみらい部
・子ども・子育て支援新制度に係る認定子ども園等の認可及び整備状況について
・放課後児童クラブについて
・ひとり親家庭に対する支援について

農林水産部
・農地集積協力金交付事業について
・農地整備事業について
・林業専用道整備事業について

産業振興部
・中小企業等の経営力向上に向けた支援について
・市内の雇用情勢について
・いわき四倉中核工業団地第2期区域の分譲について

土木部
・市内主要道路の整備状況について
・道路ストック総点検について
・市営住宅借地返還促進事業について

都市建設部
・鉄道駅バリアフリー化推進事業について
・耐震診断義務付け対象建築物耐震化支援事業について
・特定空き家等の認定状況について

教育委員会
・平成30年度いわき市の「教育」に関する主な取り組み
・第6期いわき市生涯学習推進計画(平成30年度〜34年度)の策定について
・いわき市の学校教育について

消防本部
・消防車両の整備更新について
・バイスタンダーサポートカードについて
・消防緊急情報システムの更新について

水道局
・いわき市水道事業経営プラン中期経営計画(平成30年度〜34年度)の事業評価について
・平成29年度水道事業会計決算の見込みについて
・地方公営企業法に基づく水道事業経営に関する条例について

共立病院
・平成29年度病院事業会計決算の見込みについて
・医療スタッフの現状について
・新病院建設事業について

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by kazu1206k | 2018-05-12 23:16 | 議会 | Comments(0)

4月の議会報告会での意見

 4月2日から7日まで、いわき市議会2月定例会の議会報告会を開きました。
 2日は平地区、3日は江名地区、4日は小名浜地区、5日は泉地区、7日鹿島地区と5カ所での開催となりました。
 報告会では、「予算議会」である、いわき市議会2月定例会の概要を最初にご報告、「いわき市常磐湯本財産区管理会条例」などの条例制定や「いわき市国民宿舎条例」の廃止、「いわき市病院事業の設置等に関する条例の改正」などの条例改正のほか、平成29年度補正予算、平成30年度当初予算、副市長選任や教育長任命の同意などの人事案などの議案、「福島県最低賃金の引き上げを求める意見書」など意見書、「重粒子線がん治療専門機関を誘致することを求める請願」、 議案の採決での、65歳以上の第1号被保険者の保険料月額が6,068円となる介護保険料値上げの条例改正と予算、個人番号カード(マイナンバーカード)とフッ化物洗口の関連予算に反対した、ことなどを説明しました。。
 また、一般質問では、「介護施設の待機者と認定遅れの解消」「障がい者の就労や生活支援の改善」、「水産業の再生をはばむトリチウム汚染水の海洋放出の中止を」、「阿武隈南部風力発電事業、乱開発から環境保護を守る」「イオンモールいわき小名浜開業に伴う課題」などの質問と答弁、質疑の「除去土壌等管理・搬出推進事業、子どもの遊び場」などで「学校内の子どもの遊び場などの土嚢袋や堆積物の解消はどう進めるか」などの項目と答弁を紹介しました。
 その上で、参加者のみなさまからご質問ご意見、ご要望をお聴き致しました。
 お出かけいただき、ご参加いただきましたみなさま、貴重なご意見をいただきまして、本当にありがとうございました。
 頂戴いたしました主なご質問、ご意見、ご要望をご紹介させていただき、会場でお答えしたものの他、今後、担当課への対応を含めて、課題解決に取り組んで参りたいと思います。

・風力発電について、国有林の大規模な開発は大丈夫なのか。
・原子力規制委員会の放射線のモニタリングポストの撤去に反対。
・文化振興基金について、同規模他市の状況はどうなっているか。
・いわき市の観光はどこを向いているのか。

・いわき市の水産業の回復をどう図るか。
・市内の土砂災害対策はどうなっているか。
・子供の居場所の運営管理はどのようになっているか。
・トリチウムの海洋放出は反対
・風力発電は、以前のゴルフ場の乱開発と同じではないか。

・0B消防団の組織化を検討してほしい。
・市道への不法駐車を何とかして欲しい。
・学校のプール汚泥の埋設分の撤去を進めて欲しい。

・地区の児童の学力向上を進めて欲しい。
・河川の堆砂除去を進めて欲しい。
・市道の渋滞緩和策を検討して欲しい。

・側溝堆砂撤去の遅れ
・モニタリングポストの撤去は時期尚早、忘れさせようとしている
・サンシャインマラソンコースの草刈り、県道の進め方
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by kazu1206k | 2018-04-08 23:56 | 議会 | Comments(0)

7日、鹿島公民館で議会報告

4月2日から7日まで、5カ所で、いわき市議会2月定例会の議会報告会を開いています。
内容は、いわき市議会2月定例会のご報告を申し上げ、皆様からご質問ご意見、ご要望をお聴きするものです。

●4月2日(月)午後6時30分    平月見町  26区集会所
●4月3日(火)午後7時      江名  江名集会所
●4月4日(水)午後7時      小名浜  小名浜公民館
●4月5日(木)午後7時      泉 泉公民館
●4月7日(土)午後1時30分    鹿島町 鹿島公民館

 「予算議会」である、いわき市議会2月定例会は、「いわき市常磐湯本財産区管理会条例」などの条例制定や「いわき市国民宿舎条例」の廃止、「いわき市病院事業の設置等に関する条例の改正」などの条例改正のほか、平成29年度補正予算、平成30年度当初予算、副市長選任や教育長任命の同意など人事などの市長提出77議案を可決・同意しました。
 また、「福島県最低賃金の引き上げを求める意見書」など5意見書と「重粒子線がん治療専門機関を誘致することを求める請願」も可決しました。
 わたくしが所属する創世会は、議案の採決で、65歳以上の第1号被保険者の保険料月額が6,068円となる介護保険料値上げの条例改正と予算、個人番号カード(マイナンバーカード)とフッ化物洗口の関連予算に反対しました。

 一般質問では、「1 いのちを守る、高齢者と障がい者の福祉の充実について」「2 東京電力福島第一原発事故によるトリチウム汚染水の海洋放出の中止について」「3 いわき市の再生と地域課題の解決について」を大きなテーマに質問。
 1のうち「介護施設の待機者と認定遅れの解消」「障がい者の就労や生活支援の改善」、2では「水産業の再生をはばむトリチウム汚染水の海洋放出の中止を」、3では「阿武隈南部風力発電事業、乱開発から環境保護を守る」「イオンモールいわき小名浜開業に伴う課題」などの質問項目を報告。
 質疑では、「除去土壌等管理・搬出推進事業、子どもの遊び場」などで「学校内の子どもの遊び場などの土嚢袋や堆積物の解消はどう進めるか」などの質疑項目を報告しております。
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by kazu1206k | 2018-04-05 23:47 | 議会 | Comments(0)

かずよしレポートNo.51の発行

 「かずよしレポートNo.51」を3月20日付けで発行しました。
 いわき市議会2月定例会(2月22日〜3月14日)のご報告です。2月定例会の全体概要と私の一般質問と質疑の主なやりとりを収録しました。

 「予算議会」である、いわき市議会2月定例会。
 2月定例会は、「いわき市常磐湯本財産区管理会条例」などの条例制定や「いわき市国民宿舎条例」の廃止、「いわき市病院事業の設置等に関する条例の改正」などの条例改正のほか、平成29年度補正予算、平成30年度当初予算、副市長選任や教育長任命の同意など人事などの市長提出77議案を可決・同意しました。
 また、「福島県最低賃金の引き上げを求める意見書」など5意見書と「重粒子線がん治療専門機関を誘致することを求める請願」も可決しました。
 わたくしが所属する創世会は、議案の採決で、65歳以上の第1号被保険者の保険料月額が6,068円となる介護保険料値上げの条例改正と予算、個人番号カード(マイナンバーカード)とフッ化物洗口の関連予算に反対しました。

 私の一般質問では、「1 いのちを守る、高齢者と障がい者の福祉の充実について」「2 東京電力福島第一原発事故によるトリチウム汚染水の海洋放出の中止について」「3 いわき市の再生と地域課題の解決について」を大きなテーマに質問を行いました。
 掲載した質問項目は、1のうち「介護施設の待機者と認定遅れの解消」「障がい者の就労や生活支援の改善」、2では「水産業の再生をはばむトリチウム汚染水の海洋放出の中止を」、3では「阿武隈南部風力発電事業、乱開発から環境保護を守る」「イオンモールいわき小名浜開業に伴う課題」などです。

 また、質疑では、「1 いわき市病院事業の設置等に関する条例の改正について」「2 平成30年度いわき市一般会計予算について」を大きなテーマに質疑を行いました。
 掲載した質疑項目は、1のうち「『市立総合磐城共立病院』を『市医療センター』に改めること」、2では「除去土壌等管理・搬出推進事業、子ども遊び場」について、学校内の子どもの遊び場などの土嚢袋や堆積物の解消、子どもたちの通学路の詳細モニタリング結果の公表、子ども遊び場除染の平成30年度の事業の内容、「みんなの居場所づくり」の事業の内容などです。

 「かずよしレポート」は、いわき民報など新聞折り込みのほか、郵送または手配りしております。下記にご請求いただければお届けいたします。
 また、議会報告会も4月2日から7日まで、市内5カ所で予定しておりますので、お出かけ頂ければ幸いです。

〒971-8144
福島県いわき市鹿島町久保字於振1-2
電話&Fax0246-58-5570

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by kazu1206k | 2018-03-20 22:41 | 議会 | Comments(0)

いわき市議会2月定例会終る

 3月14日、2月22日に開会した、いわき市議会2月定例会が、21日間の会期を終えて閉会しました。
 いわき市議会2月定例会は、「いわき市常磐湯本財産区管理会条例」など条例制定が3件、「いわき市国民宿舎条例」の条例廃止が1件、「いわき市病院事業の設置等に関する条例の改正」など条例改正が29件、ふるさと納税の基金積立金と返戻品の経費増額や除染事業で過大請求された作業員宿泊費の県交付金の返還金など、平成29年度補正予算が9件、平成30年度当初予算が18件、副市長選任や教育長任命の同意など人事が3件、その他14件の市長提出77議案を可決・同意しました。
 また、「福島県最低賃金の引き上げを求める意見書」など5意見書と「重粒子線がん治療専門機関を誘致することを求める請願」も可決しました。
 わたくしが所属する創世会は、議案の採決で、65歳以上の第1号被保険者の保険料月額が6,068円となる介護保険料値上げの条例改正と予算、個人番号カード(マイナンバーカード)とフッ化物洗口の関連予算に反対しました。

●平成30年度予算の概要は、以下の通りです。
 ■ 全会計の合計は、2,927億円(前年比8.0%減)。
 ■ 一般会計は、出産・子育て総合支援、三和小中学校校舎建設や放課後児童クラブの整備、除去土壌等管理・搬出推進事業、公共施設老朽化対策など…一般会計1,354億円(前年比6.3%減)
 ■ 特別会計は、国民健康保険事業、介護保険、競輪事業など…特別会計910億円(前年比10.3%減)
 ■ 企業会計は、新病院工事の病院事業、水道事業…企業会計662億円(前年比8.1%減)
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by kazu1206k | 2018-03-15 23:35 | 議会 | Comments(0)

津波被災地・薄磯地区で意見交換

 3月12日、いわき市議会の復興創生対策特別委員会は、2月13日、14日の久之浜町、岩間町、小浜町に続いて、平薄磯地区に伺い、津波被災地の現地調査を実施しました。調査事項は、「津波防災地域の現状と課題について 」です。
 午後4時すぎ、薄磯地区区画整理事業や防災緑地、海岸防潮堤などの状況を、区長さんらの説明を受けながら視察後、慰霊碑で線香を手向け、津波犠牲者のみなさまのご冥福を祈りました。
 午後6時より災害公営住宅薄磯団地の集会所で、薄磯地区復興対策協議会との意見交換会を行いました。復興協議会や区長さんなど地区の代表のみなさんから、地区の現状と問題点、住民みなさんの生活再建や課題をお聴きし意見交換いたしました。
 災害公営住宅薄磯団地は、103の入居可能世帯数に対して現在99世帯の入居で小学生7名、中学生5名という現状であること、薄磯地区区画整理事業は185区画中、10世帯入居、15世帯工事中の状況で空き区画の問題があり、空き地利用対策で「市の土地を建て売り住宅や企業誘致できないか」、また被災者の生活再建・支援で「災害公営住宅の家賃減免の期限切れ、空き室の増に伴い共益費も増えることへの対応どうするか」「災害公営住宅の減免継続をしてほしい」などの要望がありました。さらに、「人口減の中で、薄磯地区の魅力をどう高めるか」「子育てにやさしい薄磯をアピールする」「保育所から小・中学校の一貫校に出来ないか」などの意見や31年3月供用開始の「震災メモリアル施設」について「学習施設としての活用。防災ツアーなどで活用ができないか」、さらに「スケートボード、イベントの計画があり、駐車場脇の空き地借りられないか」などの意見が出されました。
 復興創生対策特別委員会では、4月にも津波被災地での調査・ヒアリングを継続し、いわき市はじめ国など各関係機関との意見交換も実施しながら、今後、提言を取りまとめていく予定です。

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by kazu1206k | 2018-03-12 23:29 | 議会 | Comments(0)

質疑の報告2−スケートボード広場、学校内の土嚢袋、子ども遊び場除染など

 3月5日に行った、2月定例会の議案等に対する質疑の詳細報告、2回目です。
 ちなみに、議案等に対する質疑は、意見を述べることはできないルールです。

1 議案第17号 いわき市病院事業の設置等に関する条例の改正について(第1回)
 (1)第5条中「総合磐城共立病院」を「医療センター」に改めることについて(第1回)

2 議案第38号 平成30年度いわき市一般会計予算について(第1回)
 (1)歳出2款1項7目の地域づくり推進費の磐城平城の歴史を後世に伝える事業費
について(第1回)
 (2)歳出3款1項1目の社会福祉対策費のみんなの居場所づくり事業費について(第1回)
 (3)歳出6款2項2目の林業振興事業費の有害鳥獣駆除事業費について(第1回)
 (4)歳出8款5項6目の都市公園整備事業費について(第2回)
 (5)歳出9款1項6目の災害対策費の被災自治体との連携推進事業費について(第2回)
 (6)歳出9款1項6目の原子力災害対策費の除去土壌等管理・搬出推進事業費について(第2回)
 (7)歳出9款1項6目の原子力災害対策費の空間線量等モニタリング事業費について(第2回)
 (8)歳出9款1項6目の原子力災害対策費の子ども遊び場除染事業費について(第2回)
 (9)歳出10款5項6目の文化財保存事業費の国指定史跡根岸官衙遺跡群保存管理事業費について(第2回)
 (10)歳出10款5項7目のいわき市立美術館管理運営費のいわき市立美術館教育普及事業費について(第2回)


 第2回は、「2 議案第38号 平成30年度いわき市一般会計予算について」のうち、「(4)歳出8款5項6目の都市公園整備事業費について」から、「(10)歳出10款5項7目のいわき市立美術館管理運営費のいわき市立美術館教育普及事業費について」まで、です。
 
=====================================

 四つは、歳出8款5項6目の都市公園整備事業費について、です。

1点目、都市公園施設の長寿命化計画について、計画的な改築、更新等をどう進めるのか、お尋ねします。
—答弁(都市建設部長)
 本市におきましては、都市公園施設の安全性の確保とライフサイクルコストの低減を図ることを目的として、平成27年度は遊具を対象に、平成28年度は野球場などの大規模建築物等を対象に、長寿命化計画を策定してきたところであります。
 本計画に基づき、施設の改築・更新等を推進するため、国の防災・安全交付金を活用し、平成28年度は、21世紀の森公園のふわふわ遊具、及び公園のターザンロープを更新し、今年度は、宝海公園、及びタウンズヴィル西公園の複合遊具の更新を行うとともに、玉川中央公園はじめ27公園において、すべり台の塗装など、遊具の補修を進めているところであります。
 引き続き平成30年度は、いわきグリーンスタジアム内の空調設備の更新や、君ケ塚公園等における遊具の補修などを予定しており、今後も、特定財源の確保に努めながら、市民の皆様が安全に安心して利用できるよう、施設の改築・更新・補修を計画的に進めて参りたいと考えております。

2点目、21世紀の森公園内スケートボード広場の整備について、整備計画の概要はどのようなものか、お尋ねします。
—答弁(都市建設部長)
 平成28年4月に、市民有志により「いわき市公営スケートパーク設置を求める要望書」が提出されたことや、スケートボードが、東京オリンピック競技大会の正式種目に決定されたことなどから、本市におきましても、スケートボードの普及を図るため、これまで、関係者から御意見等をお聞きしながら、整備箇所の選定や、先進事例等の調査を進めてきたところであり、市内外からのアクセス性に優れ、また、駐車場が完備されており大会等の開催も可能であることなどから、21世紀の森公園内のコミュニティ広場ゾーンに、スケートボード広場を整備することとしたものであります。
 平成30年度は、引き続き関係者から御意見等をいただきながら、練習や大会の開催等を考慮したコースレイアウト及び規模など、具体的な整備内容について検討を行った上で、現地測量、実施設計を行うなど、平成31年度の工事着手に向けた取り組みを進めて参ります。

 五つは、歳出9款1項6目の災害対策費の被災自治体との連携推進事業費について、です。

被災自治体との連携推進事業の内容は、コミュニティ支援員の配置も含め、どのようなものか、お尋ねします。
—答弁(総合政策部長)
 被災自治体との連携推進事業につきましては、双葉郡などからの避難者受入れや浜通り地域の復興に向けた課題解決を図るため、双葉郡8町村等との意見交換や国・県等に対する合同の要望活動を行うほか、県の復興公営住宅への入居が本格化してくる中、入居者同士はもとより、入居者と周辺地域住民との長期的に良好な関係を構築していくため、県のコミュニティ交流員や避難元自治体等との連携を図りながら、入居者による団地自治会設立の支援や周辺地域自治会との率直な意見交換、交流ができる環境づくりを行うものであります。
 また、市として、新たにコミュニティ支援員1名を嘱託職員として配置し、受入れ側となる周辺地域自治会等に対して、受入れに伴う具体的な課題の把握や相談に応じるなどの支援を行うこととしております。

 六つは、歳出9款1項6目の原子力災害対策費の除去土壌等管理・搬出推進事業費について、です。

1点目、学校内の子どもの遊び場などに放置された土嚢袋や堆積物について、学校内の子どもの遊び場など子どもがよく行く場所に放置された土嚢袋が劣化して土がこぼれ落ちている場所や堆積物がある場所などの事案は、どの程度確認されているのか、お尋ねします。
—答弁(教育部長)
 小・中学校における土嚢袋や堆積物がある場所につきまして、現段階におきましては、小学校13校14箇所、中学校5校5箇所、合計18校19箇所と確認しております。
 なお、これらの箇所につきましては、児童・生徒が近づかないよう安全対策を講じているところでございます。

2点目、学校内の子どもの遊び場などに放置された土嚢袋や堆積物の解消について、どう進めるのか、お尋ねします。
—答弁(教育部長)
 小・中学校における除去土壌等につきましては、昨年度より市北部地区から計画的に搬出作業を行っております。
 お質しの土嚢袋や堆積物につきましても、市教育委員会といたしましては、可能な限り対応し、解消して参りたいと考えております。

 七つは、歳出9款1項6目の原子力災害対策費の空間線量等モニタリング事業費について、です。

1点目、子どもたちの通学路の詳細モニタリングは、どのように行われているのか、お尋ねします。
—答弁(生活環境部長)
 平成27年度から、空間線量率の測定をするためのサーベイメーターを取り付けた自動車走行により通学路を含む市内道路についてのモニタリングを実施しており、平成29年度においても、昨年7月5日から8月23日まで、市内小学校の通学路を対象に、モニタリングを実施したところであります。

2点目、子どもたちの通学路の詳細モニタリング結果の公表は、どう進めるのか、お尋ねします。
—答弁(生活環境部長)
 通学路のモニタリング結果につきましては、昨年11月1日に、市ホームページにおいて、各小学校ごとに通学路における放射線量の最大値、最小値、平均値を記載した結果一覧表を公表したところであります。
 なお、平成30年度につきましては、県が、緊急時・広域環境放射能監視事業で実施する走行サーベイ測定結果の地図上での公表に合わせ、本市の走行サーベイ測定結果も追加できるよう県と協議を行ってまいりたいと考えております。

 八つは、歳出9款1項6目の原子力災害対策費の子ども遊び場除染事業について、です。

子ども遊び場除染事業について、平成30年度の事業の内容はどのようなものか、お尋ねします。
—答弁(生活環境部長)
 平成30年度の事業内容は、小・中学校や幼稚園、保育所、公園などの子どもの生活空間において局所的に空間線量率が高いいわゆるホットスポットが発見された場合には、改めてモニタリングを行い、その状況に応じて、天地返しや覆土など、線量低減のための必要な措置を講ずるものであります。

 九つは、歳出10款5項6目の文化財保存事業費の国指定史跡根岸官衙遺跡群保存管理事業費について、です。

1点目、国指定史跡根岸官衙遺跡群保存管理事業について、保存管理計画に基づくこれまでの実績を含めて、事業の内容はどのようなものか、お尋ねします。
—答弁(特定政策推進監)
 公有化の方針や、今後の史跡の活用のあり方等についてとりまとめた「保存管理計画」に基づき、平成21年度から平成30年度までの10年間の計画にて、史跡の公有地化を進めてきたところであり、現在、3万8,755.6㎡の土地を、約9,800万円により公有地化し、その進捗率は72.2%となっております。
 また、遺跡を紹介したパンフレットの作成・配布、現地案内看板の設置等により、学校教育や生涯学習の場の活用を図っているところであります。
 来年度におきましても、地域の皆様の協力を得ながら、史跡の公有地化と適切な保全管理に努めて参るほか、公益財団法人いわき市教育文化事業団と連携しながら、出前講座等に取り組んで参りたいと考えております。

2点目、石城国1,300年記念について、石城国の設置から1,300年の本年、石城国の中心遺跡と考えられている、国指定史跡根岸官衙遺跡群を活用した事業は考えているか、お尋ねします。
—答弁(特定政策推進監)
 石城国は、718年に、現在の勿来町から宮城県亘理町までを領域として設置されたことが、歴史書「続日本(しょくにほん)紀(ぎ)」に記載されておりますが、根岸官衙遺跡群との関連性を示す文書等がなく、また、同遺跡群は現在公有地化を進めている途上にあることから、同地を活用した事業は予定しておりません。
 なお、石城国が設置された際、現在の勿来町周辺が、菊多郡として、常陸国から編入されるなど、本市の成り立ちを考える上で、石城国や、その後設けられた陸奥国磐城郡等の史実に目を向けることは非常に重要でありますことから、石城国の設置から1,300年の節目の年に当たる本年、「いわきの始まり」をテーマとした展示会や講演会の開催などについて、公益財団法人いわき市教育文化事業団と連携して検討しているところであります。

3点目、史跡の公有化の進捗状況を踏まえて、今後の保存・継承、活用はどう進めていくのか、お尋ねします。
—答弁(特定政策推進監)
 公有地化に係る計画期間が、平成30年度をもって終了となりますことから、それ以降は、未公有地化部分の土地の取得の検討を進めるとともに、公有地化した土地については、史跡として適切な保存管理をしつつ、歴史を学ぶ場はもとより、地域づくり、人づくりの場の観点から、地域の皆様やいわき市文化財保護審議会の委員等専門家の御意見等もいただきながら、有効な活用を図って参りたいと考えております。

4点目、広報の工夫について、SNSの利用、ホームページなど、web情報の充実はどうか、お尋ねします。
—答弁(特定政策推進監)
 これまで、根岸官衙遺跡群の周知広報に向けては、根岸官衙遺跡群の成り立ち等を分かりやすく解説したパンフレットの作成と配布、市公式ホームページに、「根岸官衙遺跡群公式ホームページ」を設け、遺跡群の概要やいわきの誕生、発見された遺構と遺物などについて紹介してきたほか、いわき市考古資料館のホームページにもパンフレットを掲載するなど、市民の皆様に、根岸官衙遺跡群の歴史的な価値についての理解を深めてもらえるよう努めてきたところであります。
 また、根岸官衙遺跡群の所在地におきましては、根岸遺跡や夏井廃寺跡に説明看板を設置し、根岸遺跡群で発見された遺構の役割などを解説しているところでありますが、今後、史跡の活用に向けた検討と併せて、情報発信の充実に向けた取組みについても検討して参りたいと考えております。

 十は、歳出10款5項7目のいわき市立美術館管理運営費のいわき市立美術館教育普及事業費について、です。

1点目、いわき市立美術館教育普及事業費について、事業の内容はどのようなものか、お尋ねします。
—答弁(特定政策推進監)
 いわき市立美術館教育普及事業は、展示室内で作品解説を行うギャラリー・トーク、作家による公開制作や実技講座、様々な表現芸術を紹介するコンサートやパフォーマンスのほか、市内各地でワークショップなどを展開するアート・キャラバン等のアウトリーチ事業などを実施するものであります。

2点目、美術館の広報の工夫について、SNSの利用、ホームページなど、web情報の充実はどうか、お尋ねします。
—答弁(特定政策推進監)
 即時性があり拡散効果の高いSNSの活用を図る観点から、現在、市公式ホームページやブログ、ツイッターで広報に努めておりますが、更に若い世代に向けて、より効果的に美術館の魅力を発信するため、新たに、今月から、フェイスブックとインスタグラムを開設したところであります。

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by kazu1206k | 2018-03-07 16:08 | 議会 | Comments(0)

佐藤かずよし


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