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カテゴリ:文化( 73 )

映画「道草」

 映画「道草」を観ました。
 重度の知的障害者が、ヘルパーと共に地域で自立した生活を送る日常を描いたドキュメンタリー映画です。いわき市内では、現在、まちポレいわきで5月30日まで上映中です。
 「知的障害者のひとり暮らし」、本当にどうなんだろう、可能なのだろうか。その問いに、一つの形を示し、人が生きることの根源的なあり方を考えさせてくれました。
 映画は、『知的障害がある人の暮らしの場は少しずつ広がっていますが「重度」とされる人の多くは未だ入所施設や病院、親元で暮しているのが実情です。そんな中、2014年に重度訪問介護制度の対象が拡大され、重度の知的・精神障害者もヘルパー(介護者)付きでひとり暮らしが出来る可能性は大きく広がりました。この街で、誰もがともにあるために。あたらしい暮らしをはじめている人がいます。』と。

 2016年の津久井やまゆり園で起きた障害者の大量殺傷事件。障害者を地域から隔離収容する日本の社会のゆがんだ姿が衝撃的に露出しました。そんな現実から、障がい者も一緒に生きられる日本の社会にしていくために、みんなに見ていただきたい映画の一つです。

 施設関係の知人も「堅苦しくなく、どこかユーモラスなところもあり、いろいろなことを考えさせられる、奥の深い映画でした。」と推薦してくれました。

●まちポレいわき:5月17日(金)〜30日(木)の公開。
17日~23日は12:20~上映、24日は9:45~上映、25日~30日は10:15~上映です。
※ 27日(月)の上映後、宍戸監督による舞台挨拶があります。

●ストーリー

暮らしの場所を限られてきた人たちがいる。
自閉症と重度の知的障害があり、自傷・他害といった行動障害がある人。
世間との間に線を引かれ、囲いの内へと隔てられた。そんな世界の閉塞を、軽やかなステップが突き破る。
東京の街角で、介護者付きのひとり暮らしを送る人たち。
タンポポの綿毛をとばし ブランコに揺られ、季節を闊歩する。介護者とのせめぎ合いはユーモラスで、時にシリアスだ。
叫び、振り下ろされる拳に伝え難い思いがにじむ。関わることはしんどい。けど、関わらなくなることで私たちは縮む。
だから人はまた、人に近づいていく。

知的障害がある人の暮らしの場は少しずつ広がっていますが「重度」とされる人の多くは
未だ入所施設や病院、親元で暮しているのが実情です。そんな中、2014年に重度訪問介護制度の
対象が拡大され、重度の知的・精神障害者もヘルパー(介護者)付きでひとり暮らしが出来る可能性は
大きく広がりました。この街で、誰もがともにあるために。あたらしい暮らしをはじめている人がいます。

●出演団体

・NPO法人 自立生活センターグッドライフ

1994年に東久留米市に住む重度障害当事者を中心に、「全ての人が地域で当たり前の生活を!」という目的で活動を開始。身体障害者だけでなく知的障害者、重複障害者への支援を行い、特に長時間の介護が必要な知的障害者の自立生活支援を20年以上前に先駆的に開始した。その後知的障害者(重度者を含む)のグループホームを開設し、親元や都内・都外の入所施設から自立への第1歩として利用者を受け入れ、終の住家としてではなく、自立生活へ向けた支援を積極的に展開している。

・NPO法人 自立生活企画

1992年に重度身体障害者の24時間介護制度の実現を求め田無市に設立。田無市をはじめとして保谷(2001年に田無と合併して西東京市) ・東久留米・東村山・小平・清瀬市など周辺市町村においても次々と24時間介護保障を実現。近年は、児童や重度知的障害者の自立支援を積極的に行っている。障害者に「自己選択」「自己決定」「自己責任」を求める「突き放す自立支援」ではなく、時には厳しく、時には甘く、時にはあいまいに寄添いながら、介護者と障害者が互いに責任を取り合う関係性の構築を目指して自立支援を行っている。

・練馬区介護人派遣センター

どんなに重度の障害を持っていても、一人の社会人、一人のおとなとして、自分の望む地域で、自立しあたりまえの生活をしていけるように…そんな想いがあつまって、障害者と介護者が一緒に作りあげてきた団体です。

●監督・撮影・編集

宍戸大裕 ししど・だいすけ

映像作家。学生時代、東京の自然豊かな山、高尾山へのトンネル開発とそれに反対する地元の人びとを描いたドキュメンタリー映画『高尾山 二十四年目の記憶』(2008年)を製作。東日本大震災で被災した動物たちと人びとの姿を描いた「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」(2013年劇場公開)、人工呼吸器を使いながら地域で生活する人を描いた「風は生きよという」(2016年劇場公開)、知的障害がある人の入所施設での人生を描いた「百葉の栞さやま園の日日」(2016年製作)がある。
 過去作品: 犬と猫と人間と

映画「道草」公式サイトはこちら
https://michikusa-movie.com/

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by kazu1206k | 2019-05-26 23:48 | 文化 | Comments(0)

企画展「草野心平 蛙の詩」

 5月2日午後、いわき市立草野心平記念文学館で開催中の企画展「草野心平 蛙の詩」(〜6月30日)に伺いました。
 企画展は、詩集『第百階級』はじめ、心平の代表的主題「蛙」の詩の魅力満載。小川の自然の中で、しばし時を忘れ、心平の世界に浸り切りました。「心平が蛙の詩を創作した背景、そして様々な解釈によって読者の感性に問いかける表現手法などを、関連資料や彼自身による作品への言及から解説し、その魅力をあらためて紹介」しています。
 企画展を監修協力の齋藤貢さんにもお会いしました。
 また、アトリウムロビーでは、上三坂おじょんこキッズクラブ主催の「JAZZを楽しむ@いわき」のライブ演奏も行われ、賑やかな雰囲気でした。
 帰路、久しぶりに心平の生家に寄ると、大きな椿の木が迎えてくれました。

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by kazu1206k | 2019-05-02 23:56 | 文化 | Comments(0)

いわきアリオス 事業説明会2019

 4月20日午後、初開催の「いわき芸術文化交流館アリオス 事業説明会2019」に参加しました。
 開館12年目に入る、いわきアリオスとしては、初めての「事業説明会」。いわきアリオスの2019年度自主企画事業の説明会でした。自主企画事業は、舞台芸術の鑑賞機会を提供する鑑賞系事業、講座やワークショップ等を主体とした普及系事業、学校や福祉施設等を訪問し、生の芸術を提供するアウトリーチ事業、街なかの賑わい創出と地域連携推進を目的する市民協働型事業などがあります。
 午後1時から始まった説明会では、いわきアリオスの企画制作課長の「事業ミッション、事業戦略と2019〜2022年度の4カ年事業戦略」の説明に始まり、同課のコミュニティ事業グループ、演劇・ダンスグループ、音楽学芸グループのそれぞれの事業担当スタッフが、企画意図から公演の見どころ、聴きどころを、約2時間に渡りプレゼンテーションしました。
 また、プレゼンテーションを挟んで、「おでかけアリオス」などで、アリオスとの共同作業が8年目に入るクリエイティブ・ダンス・ユニットの「んまつーポス」の3人が躍動的なパフォーマンスを披露しました。
 質問コーナーでは、事業戦略の「市民による文化芸術の創造活動を支援する」はどう進めるのという質問や30代の女性からは同世代にアピールする企画の必要性が投げかけられたり、首都圏からの参加者の施設への好意的な発言、市の共創のまちづくりとの連動、伝統的な郷土芸能の取り上げなど、多いとはいえない参加者からも、いわきアリオスの「生活支援型アートセンター」と自己規定する事業戦略に対する質問が出され、館長などが積極的に応えていました。
 昨年の10周年というエポックを経て、新たな時代に入ったということを象徴するイベントでした。
 いわきアリオスは、施設の建設と維持管理を民間資金等を活用したPFI事業として展開してきましたが、2023年の事業終了を前に、今年度から次期運営体制の検討調査に入ります。その際、市民アドバイザー会議は、条例に則った適正な運用が前提です。今後は、利用者はじめ広範な市民意見の聴取と反映を目指した議論を進めていくことが望まれます。

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by kazu1206k | 2019-04-20 23:24 | 文化 | Comments(0)

混声合唱団なこそ 結成30周年記念コンサート

 3月31日午後、勿来市民会館の大ホールで開かれた「混声合唱団なこそ 結成30周年記念コンサート」に伺いました。
 想い出~夢を歌にのせて♪ 指揮は根本克行さん、ピアノは西川美和さん。ポップスから、混声合唱のための組曲「旅」、混声合唱のためのコンサート・レパートリー「世界のうた」などを2時間にわたり披露。可愛いい、リズム幼稚園児との共演も素敵でした。最後に会長の金成洋子さんが、結成30年の思いを込めてご挨拶されました。

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by kazu1206k | 2019-03-31 23:08 | 文化 | Comments(0)

文化センター展示室の見直し実現へ

 いわき市文化センターの耐震補強工事に伴う展示室の見直しが実現することになりました。
 いわき市は、2月14日付で、いわき市文化協会・いわき市美術協会・いわきアート集団・いわき陶芸協会が1月23日に「本来と同程度の展示スペースを確保するよう要望」した要望書、「いわき市文化センターの耐震補強工事に伴う展示室の見直しについて」に回答しました。
 回答は、「いわき市文化センター内の大展示場につきましては、ご要望を踏まえ、室内の空間をできるだけ確保するため、現在の3階から総合教育センターの事務所等として使用している5階に移したいと考えております」というものです。
 これによって、「建物の5階においては、耐震補強工事に伴い室内に鉄骨部レースを1箇所設置する必要があり、展示場を5階に移した場合、大展示場と中展示場の2部屋として使用いただくことになりますが、大展示場は、従来の大展示場の8割の面積を確保することが可能となります。また、大展示場内の床に段差等は生じません」と説明しています。
 これに対して、要望した、いわき市文化協会・いわき市美術協会・いわきアート集団・いわき陶芸協会は、協議の上、この「代替案」の内容を「了承したい」旨、文化センター使用団体に連絡いたしました。
 なお、全体工期は変更なく、5階の大展示場の利用は2020年4月からの予定です。

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 *見直しの経緯
 いわき市文化センターは、昭和50年4月1日の開設、43年経過し、今般の耐震補強工事となりました。耐震補強工事は、施設利用者の安全性の確保などを踏まえ、施設機能の強化と地域防災力の向上を図る目的。昨年11月から来年3月まで29〜31年度の3カ年の工期で、鉄骨ブレース等による耐震工法による工事です。工事費は、約7億7,436万円、国の交付税措置(70%)のある市債(緊急防災・減災事業債)が財源。
 いわき市文化協会・いわき市美術協会など利用者団体は、工事により3階の大展示場に鉄骨ブレースが入り、壁によって展示スペースが3部屋に仕切られ開口部も狭いため、これまで展示会を開催してきたワンフロア一体の利用ができなくなることから、12月上旬に工事内容の情報を聞いて以来、改善を探っていました。
 1月10日には、利用者団体の要望を受けて、所管の市教育委員会生涯学習課により、文化センターの耐震補強工事の説明会が開かれました。いわき市文化協会・いわき市美術協会・いわきアート集団・いわき陶芸協会などのほか、いわき写真連盟や13の利用者団体の代表が詰めかけ、「工事前に説明して欲しかった。なぜしなかったのか」「大展示室はワンルームにしてほしい、大展示場の価値を理解してほしい」「ワンフロアが皆の意見。別工法があれば検討できないか。見通し・演出はワンフロアがベストだ」「使いやすいワンフロアに。間仕切りは段差あるか。間口も制約感。導線からは1カ所に」「写真連盟、160点展示。要望はワンフロア。一部取り入れて」「市民が使いやすい、見やすい施設であるべき。多数の参加で関心高い。建設前に説明の場必要。3階大展示場は、いわきの中で一番使いやすい。建設進度から、要望がどこまで可能か。完成予定工期はどうか」など、熱心な質問や意見がだされました。
 生涯学習課では、「新設施設の場合は、事前に意見聴取するが、今回は耐震補強なので実施しなかった。現状では、ワンフロアできないが、工法と財源もあり、持ち帰り検討したい」と説明していました。
 要望を受けた、教育部長は、工法などの変更は不可能であるが、大展示室のフロアを移動することで従来の面積の4分の3を確保できる検討案を提示して理解を求めました。検討案の具体的な説明を受けて、いわき市文化協会・いわき市美術協会などの代表は、提示された検討案を一歩前進と受け止め、市側の正式回答を待って各団体と協議したい、と話していました。
by kazu1206k | 2019-02-20 23:47 | 文化 | Comments(0)

映画「福島は語る」、3月2日公開

いまを生きるすべての人たちへ
分断された私たちが語り継ぐ14のメッセージ

 多くのパレスチナの映像を手掛けてきた土井敏邦監督が、2014年に開催した福島原発告訴団の「被害者証言集会」に参加し、その証言に衝撃を受け、100人に近い原発事故被害者にインタビューをして、4年かけて完成させた、証言ドキュメンタリー映画「福島は語る」が、8回目の「3・11」前後に東京、大阪、名古屋、京都、福島、広島、福岡など全国一斉に劇場公開されます。

震災で追われた人びと。それぞれに違った涙の色がある

原発事故から8年が過ぎました。日本は、2020年の東京オリンピックに向けて浮き足立ち、福島のことは「終わったこと」と片づけようとしているように感じます。しかし、原発事故によって人生を変えられてしまった十数万人の被災者たちの心の傷は疼き続けています。

100人近い被災者たちから集めた証言を丹念にまとめました。その“福島の声”を、忘却しつつある日本社会に届けたいと願い、この映画を制作しました。

2018年 土井敏邦

作品紹介

福島は語る

監督・撮影・編集・製作: 土井敏邦
2018年/日本/カラー
劇場版:170分(2時間50分)
全章版:330分(5時間30分)
題字: 高橋長英

上映劇場と日程*********************************

・新宿K's cinema 3月2日(土)~3月15日(金)          
・渋谷ユーロスペース       3月9日(土)~         
・横浜シネマ・ジャック&ベティ  3月9日(土)~3月22日(金)   
・フォーラム福島         3月8日(金)~3月14日(金)      
・名古屋シネマテーク       3月9日(土)~3月15日(金)   
・大阪・第七藝術劇場       3月9日(土)~3月15日(金)     
・京都シネマ           3月9日 (土) 〜3月15日(金)
・広島・横川シネマ      3月15日(金) 〜3月21日 (木)
・福岡・KBCシネマ1•2     3月11日(月)、 3月14日 (木)
・佐賀シアターシエマ  3月8日 (金) 〜3月14日 (木)
**********************************************

なぜ『福島は語る』を制作したのか

監督 土井敏邦

言葉の映像化

この映画は、福島の被災者たちの“証言ドキュメンタリー”です。派手な動きがあるわけではありません。ひたすら、“語り”が続きます。観る人が単調で退屈だと感じて途中で投げ出すなら、この映画は失敗です。しかし“語り”に観る人が引き込まれ、最後まで観てくれる力があれば、この映画は意義があります。私はこの映画で、“言葉の力”に賭けてみました。

なぜ今、“言葉”なのか。原発事故から8年になろうとする現在の日本で、「フクシマ」は多くの人びとから「もう終わったこと」として忘れさられようとしています。2020年の東京オリンピックの話題に、社会の関心が高まるにつれ、その傾向は強まっています。

福島の為政者たちも、「風評被害の払拭」「復興」の名の下に、「フクシマ」の現実を覆い隠そうとしているようにも見えます。

しかし、「原発事故」によって人生を狂わされ、夢や未来を奪われ、かつての家族や共同体の絆を断ち切られ、“生きる指針”さえ奪われた被災者たちの“生傷”は癒えることなく、8年近くになる今なお、疼き続けています。

ただそれは、平穏に戻ったかのような現在の福島の光景からは、なかなか見えてきません。その“生傷”を可視化する唯一の手立ては、被災者たちが語る“言葉”です。この映画は、その“言葉”の映像化を試みた作品です。

(詳細はHPサイトhttp://www.doi-toshikuni.net/j/fukushima/index.html

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by kazu1206k | 2019-02-12 23:06 | 文化 | Comments(0)

文化センター耐震化工事に伴う展示室の見直しで要望

 1月23日午前、いわき市文化協会・いわき市美術協会・いわきアート集団・いわき陶芸協会の代表が、「いわき市文化センターの耐震補強工事に伴う展示室の見直しについて」、いわき市長あての要望書を市教育部長に提出して、「本来と同程度の展示スペースを確保するよう要望」しました。
 いわき市文化センターは、昭和50年4月1日の開設、43年経過し、今般の耐震補強工事となりました。耐震補強工事は、施設利用者の安全性の確保などを踏まえ、施設機能の強化と地域防災力の向上を図る目的。昨年11月から来年3月まで29〜31年度の3カ年の工期で、鉄骨ブレース等による耐震工法による工事です。工事費は、約7億7,436万円、国の交付税措置(70%)のある市債(緊急防災・減災事業債)が財源。
 いわき市文化協会・いわき市美術協会など利用者団体は、工事により3階の大展示場に鉄骨ブレースが入り、壁によって展示スペースが3部屋に仕切られ開口部も狭いため、これまで展示会を開催してきたワンフロア一体の利用ができなくなることから、12月上旬に工事内容の情報を聞いて以来、改善を探っていました。
 1月10日には、利用者団体の要望を受けて、所管の市教育委員会生涯学習課により、文化センターの耐震補強工事の説明会が開かれました。いわき市文化協会・いわき市美術協会・いわきアート集団・いわき陶芸協会などのほか、いわき写真連盟や13の利用者団体の代表が詰めかけ、「工事前に説明して欲しかった。なぜしなかったのか」「大展示室はワンルームにしてほしい、大展示場の価値を理解してほしい」「ワンフロアが皆の意見。別工法があれば検討できないか。見通し・演出はワンフロアがベストだ」「使いやすいワンフロアに。間仕切りは段差あるか。間口も制約感。導線からは1カ所に」「写真連盟、160点展示。要望はワンフロア。一部取り入れて」「市民が使いやすい、見やすい施設であるべき。多数の参加で関心高い。建設前に説明の場必要。3階大展示場は、いわきの中で一番使いやすい。建設進度から、要望がどこまで可能か。完成予定工期はどうか」など、熱心な質問や意見がだされました。
 生涯学習課では、「新設施設の場合は、事前に意見聴取するが、今回は耐震補強なので実施しなかった。現状では、ワンフロアできないが、工法と財源もあり、持ち帰り検討したい」と説明していました。
 要望を受けた、教育部長は、工法などの変更は不可能であるが、大展示室のフロアを移動することで従来の面積の4分の3を確保できる検討案を提示して理解を求めました。検討案の具体的な説明を受けて、いわき市文化協会・いわき市美術協会などの代表は、提示された検討案を一歩前進と受け止め、市側の正式回答を待って各団体と協議したい、と話しました。

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by kazu1206k | 2019-01-23 23:02 | 文化 | Comments(0)

カトリック小名浜教会の聖堂

 1月13日午前、小名浜花畑のカトリック小名浜教会の聖堂で、最後のミサが行われました。
 小名浜のシンボル、ランドマークとして、63年間も市民に親しまれてきた教会の聖堂。教会堂の名前は、「洗礼者聖ヨハネいわき教会の巡回教会」といわれ、1951年にカトリック平教会に続いて、ジョージ・ダビオ神父によって建設されたそうです。教会に隣接した小名浜白百合幼稚園は、これまでカトリックの教えのもと、幼児教育に熱心に取り組んできました。2005年に、平、小名浜、湯本、勿来の4教会が統合されて、新たに平教会が「カトリックいわき教会」となったことから、小名浜教会が巡回教会として、月に一度程度のミサが行われてきました。
震災の際には津波が、聖堂の前のマリア像で止まったといいますが、老朽化に伴う耐震補強工事に相当の費用が必要で維持が困難なことから、聖堂の再建を断念されたとのことでした。
惜しまれながら、3月には解体される予定です。また、ひとつ、小名浜のシンボルが消え、まちの形が変わります。

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by kazu1206k | 2019-01-13 23:57 | 文化 | Comments(0)

アンサンブル・ララ・ソモス いわき公演

 11月28日午後、南米ベネズエラの奇跡のヴォーカル・グループ「アンサンブル・ララ・ソモス いわき公演」に伺いました。
 視覚障がい者を中心に構成しマラカス、クワトロなどの民族楽器が加わった素晴らしいアンサンブルでした。ベネズエラのララ州の歌曲やボサノヴァの名曲「イパネマの娘」、そして「上を向いて歩こう」や「サトウキビ畑」「ふるさと」など日本のメロディまで披露される。ベネズエラ出身のソプラノ歌手、コロンえりかさんが特別ゲストで、日本でも始動しているホワイトハンドコーラスの指導者。その交流ステージは、聴衆を魅了し会場と一体となる盛り上がりでした。主催は、東日本大震災の被災地の子供達を支援する音楽プログラム事業を進める、エル・システマジャパン。
 ヴォーカル・グループ「ララ・ソモス」は、南米ベネズエラが世界に誇る画期的な音楽教育システム「エル・システマ」から生まれました。メンバーのうち、視覚障がいを持ちながら、エル・システマの優れた「特別教育音楽プログラム」によって音楽の才能を開花させ、ザルツブルク音楽祭やミラノ万博にも招待されるほどの卓越したハーモニーを世界中で披露しているとのことです。今回のいわき公演は、同じエル・システマ出身の世界的コントラバス奏者、エディクソン・ルイース氏(ベルリン・フィル団員)が取り持つ、いわき市とエル・システマの絆によって、実現したとのことです。
 今回の公演は、京都コンサートホールからスタートし、いわき公演、相馬市の学校訪問、そして12月1日に、東京芸術劇場でのガラコンサートを迎える予定です。

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写真提供:いわき芸術文化交流館アリオス




 
by kazu1206k | 2018-11-28 22:28 | 文化 | Comments(0)

第4回華墨会、水墨画合同展

 11月19日午前、いわき市暮らしの伝承郷で開催中の「第4回華墨会、水墨画合同展」に伺いました。
 講師の国分華寿さんはじめ、飯野水墨画サークル、水墨画教室「華」、楽墨会の皆様の力作揃いでした。描き手の息遣いや想いが伝わる、とても優しい作品の数々。ありがとうございました。
 会場には、多くの市民が訪れ鑑賞していました。双葉郡からの避難者の会員も、水墨画という趣味を通して、交流を深めています。
 駐車場に出ますと、ちょうど移動図書館「いわき号」が到着して、近くの市民のみなさんが図書をご覧になっておりました。いわき市では、いわき号、しおかぜの2台の移動図書館が市内各地を巡回しております。

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by kazu1206k | 2018-11-21 22:54 | 文化 | Comments(0)