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カテゴリ:環境保護( 101 )

小野町処分場、再搬入反対の要望

 11月15日午後、いわきを変えるゾ市民の会は、旧小野町処分場に反対するいわき市民の会の代表らとともに、いわき市民の水道水源に位置する小野町一般廃棄物処分場への再搬入計画に反対して、いわき市長宛の「小野町一般廃棄物最終処分場の再搬入計画を容認しないことを求める要望書」を提出しました。
 関東圏の市町村などが排出した焼却灰等を受け入れ、平成23年3月に搬入・埋立が終了し、現在は、水処理を中心とした維持管理を実施している小野町一般廃棄物処分場。いわき市といわき議会は、同処分場が本市の主要な水道水源である夏井川上流に位置するため、安全を確保する観点から、一貫して反対の表明を行ってきました。しかし、事業者は、いわき市との公害防止協定に基づく事前協議もせず、反対を無視して、再び再搬入計画である変更許可申請書を福島県に提出していました。
 いわき市は、事業者に対し、当該計画を撤回し、当該処分場の廃止に向けた最終造成工事を進めるよう強く求め、小野町及び県に対し、当該計画を容認することなく、当該処分場の廃止に向けた対応を働きかけいくとしています。

小野町一般廃棄物最終処分場の再搬入計画を容認しないことを求める要望書

いわき市長 清水敏男 殿

 1993年,私達いわき市民は小野町に㈱ウィズウェストジャパンが一般廃棄物最終処分場の設置許可を福島県に申請したことを知りました。処分場は多くのいわき市民が飲料水としている夏井川の上流に位置し,水道水汚染の怖れがあることから「小野町処分場に反対するいわき市民の会」を結成し建設阻止に向けて運
動を始めました。いわき市政や環境問題を市民の視点から考え幅広く活動している「いわきを変えるゾ市民の会」もその一端を担ってきました。
 1995年4月に設置許可が出され,1996年3月に処分場が完成してからは操業差止めを求めて提訴し,2007 年まで法廷の場で争ってきました。2006年には最高裁判所で審理中にもかかわらず,また,いわき市による撤回要請も受け入れずに埋め立て容量を9.54%増量する変更届を福島県が受理し許可されました。
 2011年3月に小野町処分場の埋め立ては完了しました。その後,いわき市民の不安を残したまま私達は反対運動に区切りを付けました。
 しかし,埋め立てが計画通り完了したにもかかわらず処分場閉鎖に伴う廃止はされていませんでした。当時から増量による再搬入計画があったと思わざるを得ません。いわき市は2018年から再三にわたり処分場廃止の最終造成工事をするよう申し入れていますが実施されていません。
 裁判では搬入物の危険性,地質地盤の危険性,遮水シートの危険性,浸出水処理システムの破綻,雨水排水システム問題,そして管理運営の問題が争点となりました。反対運動をする中で,市民が処分場内及び処分場周辺で数度にわたり水質及び底質の調査を行った結果,高濃度のダイオキシンが検出されたこともあり
ました。また,処分場内には大量に水がたまり解消できずに巨大なプールを場内に造らざるを得ない事態も発生しました。
 今回の増量は158,138㎥で1回目の増量81,862㎥と合わせると最終的に1,097,860㎥となり,当初の埋立容量857,860㎥の1.28倍となります。また,その埋立面積は6,540㎡増えて当初の58,865 ㎡から1.11 倍広くなります。1993年の設置許可申請時にいわき市は,規模縮小の条件付き容認の意見書を福島県に出
していますが,これをなし崩しにする行為と言えます。また,増量により処分場の構造上の能力を超え裁判で争われたさまざまな危険性が今まで以上に増すと考えられます。
 さらに,東日本大震災の原発事故以来,県内外で放射性廃棄物の取り扱いが問題となっていますが,当処分場に搬入される危惧も拭いきれません。
 これまでの経緯からも度重なる増量は到底容認できるものではありません。
 いわき市民の健康を守り不安を払拭するために,再搬入計画を容認しないこと,そして,小野町一般廃棄物最終処分場を早急に廃止させるよう要望します。
2019 年11 月15 日
                いわきを変えるゾ市民の会
                代表 佐藤 雅子
                いわき市常磐下湯長谷町道下53-2

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by kazu1206k | 2019-11-16 23:39 | 環境保護 | Comments(0)

大規模風力発電の見直し要望、6市民団体

 11月15日午後、いわきを変えるゾ市民の会などの市民団体が、いわき市の阿武隈山地に130基を超える大規模な風力発電事業が計画され、環境アセスの手続きが進んでいる問題で、いわき市長に対し、「いわき市内に設置予定の大規模風力発電事業の見直しを求める要望書」を提出しました。
 この日は、代表7人がいわき市生活環境部長に面会して、要望書を手渡し趣旨を説明した上で、善処を求めました。
 要望書は、「山間部の大規模な開発の場合は、風車の基礎工事や作業用道路工事などでかなり広範囲の森林伐採を伴い、山の保水力の低下により今以上に土砂崩れや下流域での洪水被害が危惧され」「今回の台風19号による豪雨災害が最も甚大だったのがこの夏井川流域です。約80haの稜線を含む山林を大規模に開発する事業はさらなる自然災害を誘発する愚行ではないでしょうか」として、『1.大規模開発により様々な弊害が予想される「避けるべき地域」を早急にゾーニングしマップに落とし、それをもとに適正な設置を事業者に求め、従わない場合は事業中止を含む強い指導を行っていただきたい』『2.「水源涵養保安林」を解除して風車設置を許可することは、水源地が荒れ、保水力を低下させ、下流域の土砂災害や洪水をさらに誘発するものであり、いわき市民の水道水に影響が出ることも懸念されるため、その解除はできる限り慎重であるべきで、極力認めないでいただきたい』との2項目について要望しています。
要望には、私も同行同席しました。
以下は、要望書です。

【いわき市内に設置予定の大規模風力発電事業の見直しを求める要望書】

いわき市長 清水敏男 殿

 私たち「いわきを変えるゾ市民の会」は市民の立場で市政を考え、市民の立場で「市民生活の安全安心のために発言行動すること」を目的とした市民団体です。

 さて現在、いわき市の阿武隈山地の尾根伝いに130基を超える大規模な風力発電事業が計画され進められようとしております。
 このことに鑑み、当会は9月25日に「大規模風力発電を考えるいわき市住民の交流会」をいわき市文化センターで開催いたしました。約70名の参加者から様々なご意見を頂戴いたしましたが、自然保護の観点、地域経済活性の観点、いわき市民への貢献度、これらすべてにおいて評価される事業ではないという意見が多数を占めました。
 私たちは、過日の台風19号による河川氾濫による被害の大きさを見て、あらためて水害の怖さを再認識させられました。日本は昨今、かつて経験したことがないほど頻繁に集中豪雨や巨大台風に見舞われています。そういった異常気象の増える時代となった今、夏井川や鮫川の下流域に生活する私たちにとって、上流域での大規模な開発には敏感にならざるを得ません。
 風力発電は再生可能エネルギーの一環であり、私たちはそれ自体に反対するわけではありません。ただ山間部の大規模な開発の場合は、風車の基礎工事や作業用道路工事などでかなり広範囲の森林伐採を伴い、山の保水力の低下により今以上に土砂崩れや下流域での洪水被害が危惧されます。
 ご存じのように、夏井川上流は「水源涵養保安林」にもなっており、いわき市の大切な水源地帯でもありますが、ここに「(仮称)阿武隈南部風力発電事業」と「(仮称)神楽山風力発電事業」がすでに立ち上がっております。今回の台風19号による豪雨災害が最も甚大だったのがこの夏井川流域です。約80haの稜線を含む山林を大規模に開発する事業はさらなる自然災害を誘発する愚行ではないでしょうか。また、いわき市の財産である背戸峨廊・二ツ箭山などの「ふくしま緑の百景」の景観を損ない、生態系への悪影響、低周波音による健康被害なども懸念されます。遠野地区の「(仮称)遠野風力発電事業」「(仮称)三大明神風力発電事業」においても、そのエリアの大半が国交省ハザードマップで「土石流危険渓流」の指定区域であり、住民が不安を覚えるのは至極当然のことと思われます。

 以上の理由により、私たち「いわきを変えるゾ市民の会」は市民生活の安心安全を守るため、以下の具体的項目を強く要望させていただきます。

1.大規模開発により様々な弊害が予想される「避けるべき地域」を早急にゾーニングしマップに落とし、それをもとに適正な設置を事業者に求め、従わない場合は事業中止を含む強い指導を行っていただきたい。
(環境省の「風力発電等に係るゾーニング導入可能性検討モデル事業」が採択された浜松市方式や先進的にゾーニングに取り組んできた長野県などにならって、エリアの抽出や課題等を明確化することを求めます。)

2.「水源涵養保安林」を解除して風車設置を許可することは、水源地が荒れ、保水力を低下させ、下流域の土砂災害や洪水をさらに誘発するものであり、いわき市民の水道水に影響が出ることも懸念されるため、その解除はできる限り慎重であるべきで、極力認めないでいただきたい。

 東日本大震災を契機に、私たちは自然に対してもっと謙虚に、もっと注意深くなることを学んだはずではないでしょうか。豊かさや便利さを追い求めるあまり大切なものを壊し続けてきた生活を見直し、私たちの子や孫に少しでも安全な世界を引き渡したいと切に願います。
 私たちの要望するところをお汲み取りいただき、ぜひ強力なリーダーシップを発揮していただけますようお願い申し上げます。

令和元年11月15日
               いわきを変えるゾ市民の会代表 佐藤雅子

               事務局:いわき市常磐下湯長谷町道下53-2
                 TEL&FAX 0246-44-5224 織田方

【賛同団体】
・石城山岳会
・いわき地域学会
・生涯学習ともの会いわき地域学会
・遠野町の環境を考える友の会
・夏井川流域住民による川づくり連絡会
           (五十音順)

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by kazu1206k | 2019-11-15 23:51 | 環境保護 | Comments(0)

福島県日本野鳥の会連合会総会

 9月28日午後、第24回福島県日本野鳥の会連携団体連合会総会いわき大会が、いわき新舞子ハイツで開かれました。
 大会には、日本野鳥の会の県内7支部などから約60人が参加。いわき支部の川俣支部長の歓迎の挨拶に続いて、連合会会長や福島県生活環境部自然保護課長、いわき市長などが挨拶。
 議事に入り、平成30年度の事業報告では、いわき地区の風力発電に伴う環境アセスで、環境保全の見地からの意見を提出したことや福島県におけるカワウ生息調査、ガンカモ類生息調査などの調査活動も報告されました。
 議事終了後には、震災後の福島の野鳥の現状などの研究報告がありました。

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by kazu1206k | 2019-09-28 23:36 | 環境保護 | Comments(0)

大規模風力発電を考える いわき市住民の交流会開く

 9月25日夜、「大規模風力発電を考える いわき市住民の交流会」が、いわき市文化センターで開かれました。いわきを変えるゾ市民の会の主催。
 いわき市における陸上風力発電事業は、平成31年3月末現在、7事業・最大154基の風力発電機の設置が計画され、環境影響評価法に基づく手続きが進んでいます。いわき市は事業者や県に対して、周辺住民の理解の醸成、環境全般への影響の回避・低減の上で、環境保全に十分配慮しながら進めるよう意見をしています。
 その一方、いわき市は、産業振興策として、県内・市内の風力発電施設の整備計画を踏まえ、風力メンテナンス業務等の風力関連産業を本市の基幹産業の1つとして育成するとして、福島イノベーション・コースト構想を進める国・県と連携を図り、市内企業の風力関連産業参入に向けた技術力・人材力を高める取り組みを進めています。
 しかし、陸上風力発電施設の建設工事による、大規模な自然環境の改変、土地の改変による雨水への影響、土砂の流出や周辺中小河川での土石流の発生、生活用水への影響のほか、山岳縦走ルートの登山道と景観の改変、長期間の工事による騒音等、隣接地域の生活環境への影響、希少野鳥の繁殖活動の阻害や動植物全般への影響等が考えられるため、市民の間では、計画地の周辺住民や自然保護団体、山岳愛好団体などから、周辺住環境の保全と災害の未然防止、クマタカなどの国内希少野生動植物種や生態系の保護、山岳登山ルートの確保、環境全般への影響の回避を求めて、風力発電事業計画の見直しの要望や反対の声が上がり、運動も進められてきました。集中立地の環境負荷が大きく、住民との紛争に発展する可能性もあり、住民合意と導入促進エリアと環境保全エリアのゾーニングの必要性が大きな課題になっています。
 集会では、パネリストの報告、質疑応答、意見交換が2時間以上にわたり活発に行われました。パネリストは、碇川寛さん(小川町)、東山広幸さん(遠野町の環境を考える友の会)、橋本孝一さん(福島高専名誉教授)、狩野光昭さん(市議)、佐藤和良(市議)、古市三久さん(県議)。
 碇川さんは小川地区の水害被害の経験、区長会が賛成したから住民が賛成したのではない、事業者に夏井川沿いの住民の声を伝えたいと話しました。東山さんは、入遠野地区は2つの風力事業が進み、低周波音、土石流の危険、飲料水の枯渇の不安、住民の意思を示す反対署名は世帯数の8割以上を集約し国県、森林管理署などに要望してきたと報告。橋本さんは、河川の流出量に関心があり、夏井川水系の分水界に風力発電施設の造成が問題、電力移出で地元にメリットがない、などと話しました。各議員からはいわき市議会や福島県議会での論議が紹介されました。
 参加した風力関連産業の事業主さんは、風力産業の盛んな「ヨーロッパまで行って色々交渉している。地元の雇用創出を目指すがなかなか難しい」と話し、川内村からの参加者は「事業者の説明会に、住民がいないから出席要請があり参加したら1人だった」などのエピソードも話しました。
 意見交換では、福島県やいわき市、森林管理署などに、「適正導入」「ゾーニング」などの要望書を提出しようなどの意見が出されました。
by kazu1206k | 2019-09-26 23:32 | 環境保護 | Comments(0)

ママベクと市の協議、要望書提出

 3月25日午前、市内の小中学校、幼稚園・保育所等の環境放射能測定を続けている「TEAM ママベク 子どもの環境守り隊」といわき市との本年度最後の協議が行われましたので、同席させて頂きました。
 お母さんたちは、子どもたちの行動範囲を母親目線で細かく調べ、目には見えない放射能を可視化させながら、結果を行政に報告し必要があるところは対策を求め、子どもたちの被曝を少しでも低減して生活環境を整えることを目的とする測定活動を続けています。市内の小中学校の測定は、すでに3巡目を終え、その結果をいわき市に報告し、対応を求めてきました。
 いわき市は、お母さんたちの活動に理解を示し、いわき市教育委員会の許可のもとに、子どもたちの環境改善のために共に向き合い、行政担当課である除染対策課、学校支援課、こどもみらい課から担当が出席し協議を行ってきました。
 
今回は、以下の内容が協議がされ、下記のような要望が出されました。

●いわき市からの報告
⑴走行サーベイによる通学路モニタリング調査
・福島県が18年7月から8月の2ヶ月測定を実施してまとめ、県のホームページにマップとして掲載。最大0.367μSv/h、最小0.008μSv/h、平均0.070μSv/h。通学路は、市教委から県に提供している。

⑵除去土壌等の搬出計画
・31年度、小中学校39校、幼稚園・保育所18園。

●協議

①全回までに提出した小中学校のホットスポットの検証
・いわき市赤字マーキング校の回答は、5月連休明けに。
ーママ:樹木等の影響地点の除染の継続。

②③走行サーベイ
ーママ:県HPに未掲載の通学路もあるので全部掲載して、詳細な公表を県に求めてほしい。

④子ども遊び場除染事業
ーママ:影響地点の除染の継続を。

⑤国県要望
ーママ:必要な予算を継続して求めてほしい。

要望書
2019 年 3月 25 日
いわき市長 清水敏 清水敏 男様

 日頃のご協力に、心から感謝を申し上げます。
 私たちの測定活動は、今年で6年目を迎えました。 多大なご尽力をいただきましたことにより、 子どもたちの環境は徐々安全を取戻すことができており、 詳細なモニタリングを行う中で見つかった局所的なホットスポット等についても、事故直後と比べれば、だいぶ減少させることができました。
 しかし、 報告の通り、いまだ取り除くことのできない汚染もまだ存在しており、事故が今尚収束していなこと、地形や気象による汚染の集積や移動を考えれば、モニタリングについては、 長期的な取り組みが必要 だと感じてい ます。
 未曽有の事態に向き合っていくためは、ここに立つ私ち自らが新な方法を生み出していかなければらず、その方法につは していかなければらず、その方法につは していかなければらず、その方法につは していかなければらず、その方法についてはこれからも追究を重ねながら協働による被曝防護を目指していきたいと思います。
 大切な子どもたちを追加被曝のリスクから守るため、 できる限りの予防原則に従ってその要因を取り除き、安心得るために、 次のことを要望致します。

1、 樹木等の影響により、除染後も線量が低下しない箇所等については経過観察とするのではなく、 線量 低減のための除染等を継続的行ってください。
2、 走行サーベイによる通学路モニタリング結果によると、最大値は今なおかなりの高線量が目立ちます。 測定結果を被曝防護に生かすため、公表は平均値とせず、線量の高い場所が分かるような詳細な測定値の公表を行ってください。
3、 走行サーベイによる測定は、自動車が通れる道路のみの測定ですが、子どもたちの通学路は、安全性を考え、自動車の通らない道路も多く使われています。被曝防護のため、また、保護者の不安を払拭するため、 徒歩による詳細なモニタリングを引き続き求めます。また、 把握している範囲内での通学路地図の提供を求めます。
4、 学校敷地内に放置された土嚢袋等に関しては、「子ども遊び場除染事業 」により撤去していただいたと伺っていいます。引き続きの対応を求めることに加え、除染等により伐採された木などについても現場に放置せず、同様に撤去をしていただけますようお願い致します。
5、 原発事故の影響から地域大切な子どもたちを守るため、国や県に対しては、これからも必要な措置を求め続けて頂ますようお願い致します。

TEAMママベク 子どもの環境守り隊

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by kazu1206k | 2019-03-25 23:31 | 環境保護 | Comments(0)

(仮称)遠野風力発電事業で要望書提出

7月23日午後、日本野鳥の会いわき支部は、(仮称)遠野風力発電事業について、いわき市長宛の要望書を提出しました。
同支部は、風車設置計画の入遠野地区周辺に、「種の保存法」で国内希少野生動植物種に指定され、環境省と福島県レッドリストで絶滅危惧ⅠBに指定、国内で1,800羽程度の生息とされるクマタカの繁殖状況および営巣木が、風車27基の最南端の風車からは2.83kmしかないことを確認していました。
繁殖期・非繁殖期に係らず、極めて局地的な行動圏での生息が裏付けられるため、風車設置におけるバードストライクを危惧し、事業計画の撤回を求め平成30年7月3日、事業者であるアカシア・リニューアブルズ株式会社に対して意見書を提出。また環境大臣には7月12日、福島県知事には7月13日、それぞれ要望書を提出しています。
今回、いわき市には、クマタカ繁殖地がいわき市にとっても貴重な環境であることから、いわき市として出来る限りの措置を講じるよう求め、福島県に対して、国内希少野生動植物種に指定されているクマタカ生息地の保護について、「種の保存法」に基づき必要な措置を講じるよう求めて頂くとともに、事業者に対して事業計画の撤回、もしくは立地計画の見直しを求めるよう要望したものです。
要望書は、渡辺副市長が受け取り、私も同席しました。以下に、要望書を掲載します。

(仮称)遠野風力発電事業に対する要望書

平成30年7月23日

いわき市長
清水 敏男 様

日本野鳥の会いわき支部
支部長 川俣 浩文

 日本野鳥の会いわき支部は、(仮称)遠野風力発電事業における環境影響評価についての専門家ヒアリングを平成29年10月17日、環境影響評価を受け持つ国際航業技術本部、および配慮書作成を受け持つ東洋設計新エネルギー部から受けました。

 その中で当支部は、風車設置が計画されている入遠野周辺に生息する鳥類リストを提示するとともに、環境省ならびに福島県レッドリストにおいても絶滅危惧ⅠBに指定される、クマタカの繁殖状況および営巣木についても具体的な情報を提示し、出現記録や餌運び行動などの現地調査を当支部と連携して実施するよう提案していましたが、明確な回答がないまま現在にいたっています。

 そこで当支部は、当該事業における風車の具体的な配置計画を把握するため、平成30年6月7日、いわき市役所1Fロビーで、(仮称)遠野風力発電事業の方法書を縦覧し、クマタカが営巣する位置から風車27基の距離をGoogle Earthの定規機能を用いて計測したところ、最南端の風車からは2.83kmしかないという、極めて近距離での繁殖であることを確認いたしました。

 当支部における当該事業計画地域に近接して繁殖するクマタカの調査は、平成28年から平成30年にかけて実施しており、平成28年と平成30年のいずれにおいても同じ営巣木の巣を使って抱卵・育雛を行っていました。また、平成30年6月4日の調査では、日齢15日程度の巣内雛も確認しました。=参考資料1,2

 クマタカは、環境省ホームページの報道発表資料 「平成16年8月31日掲示の希少猛禽類調査(イヌワシ・クマタカ)の結果について」では、国内に1,800羽程度が生息するとされる極めて希少な猛禽類で、環境省では絶滅危惧ⅠB類(EN)に、ふくしまレッドリスト2017年度版においても絶滅危惧ⅠB類に指定されています。また、「種の保存法」で国内希少野生動植物種に指定されているタカ科8種の中の1種でもあります。

 このように希少な猛禽類のクマタカは、一腹卵数が1個、かつ一年おきの繁殖であり、また極めて繁殖率が低く、繁殖成功率は33.2%(クマタカの繁殖成功率とそれに係わる環境要因:日本鳥学会2015田悟、鈴木、白井、山岸ら)とのデータもあります。

 これらの事から平成29年10月13日付の同省ホームページでは、当該事業に対する環境大臣意見として、「風力発電設備への衝突事故や移動経路の阻害等によるクマタカ及びイヌワシ等鳥類への影響を回避又は極力低減すること等を求めている」このように求め、経済産業大臣に提出したとありました。=参考資料3
 また平成29年10月13日付の環境省ホームページには、「別表 希少猛禽類調査(イヌワシ・クマタカ)の生態等に関する結果概要」=参考資料4=で、クマタカペアの行動圏や亜成鳥行動圏についても詳細に記述されています。

 この情報をもとに当該事業での風車設置配置計画にクマタカ営巣木との位置関係を当てはめてみると、事業計画地と極めて近い位置に営巣=参考資料5「繁殖期におけるクマタカペアの行動圏」=していることが確認でき、計画通りに事業が進められた場合、風車が稼働している限り、成鳥はもとより巣立ち後の幼鳥に対してもバードストライクなどの深刻な事案の発生が危惧されます。

 そこで当支部は、同地におけるクマタカが、1年おきに同じ営巣木を使って繁殖している実態が確認できていることや、非繁殖期においても同地での飛翔が頻繁に見られる事から、繁殖期・非繁殖期に係らず、極めて局地的な行動圏での生息が裏付けられるものとして、風車設置におけるバードストライクを危惧し、事業計画の撤回を求め平成30年7月3日、事業者であるアカシア・リニューアブルズ株式会社に対して意見書を提出。また環境大臣には7月12日、福島県知事には7月13日、それぞれ要望書を提出したところであります。

 いわき市へは、以下の理由により次の事を要望いたします。




【いわき市への要望】

 いわき市は、当支部による計画区域周辺のクマタカ繁殖調査結果を重要な情報として認識され、クマタカ繁殖地がいわき市にとっても貴重な環境であることを考慮の上、いわき市として出来る限りの措置を講じるよう求めます。また、福島県に対し、国内希少野生動植物種に指定されているクマタカ生息地の保護について、「種の保存法」に基づき必要な措置を講じるよう求めて頂くとともに、事業者に対して事業計画の撤回、もしくは立地計画の見直しを求めるよう要望して頂きたい。

【理由】

 (仮称)遠野風力発電事業計画区域(以下、計画区域)に近接する場所で、環境省及び、ふくしまレッドリスト2017年度版においては絶滅危惧ⅠB類に、また国内希少野生動植物種に指定されているタカ科8種の中の1種であるクマタカが、同じ営巣木を使って一年おきに繁殖している実態が確認できていること。及び、以下の1から2の理由においても、守るべき周辺環境であることは明白であると考えます。

1.計画区域周辺では、環境省および福島県レッドリストにおいても絶滅危惧Ⅰ類に指定されているブッポウソウが、また環境省では絶滅危惧Ⅱ類で福島県レッドリストにおいては準絶滅危惧に指定されるサシバなど、絶滅が危惧される野鳥だけでも16種が確認されています。計画区域周辺が渡り鳥の貴重な繁殖地であり、かつ渡りの中継地としても重要な環境にあること。
2.計画区域一帯は、クマタカをはじめ、サシバ、ハチクマ、オオタカ、ハイタカ、ツミ、ミサゴなど絶滅危惧の猛禽類が飛翔するエリアであり、もし設置が計画通り進められた場合、バードストライクの危険性が極めて高いと考えられること。 
以上
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by kazu1206k | 2018-07-23 23:16 | 環境保護 | Comments(0)

戸渡で阿武隈南部風力発電準備書の説明会

 連日の猛暑、7月22日午前9時から11時まで、小川町戸渡集会所で開かれた、「(仮称)阿武隈南部風力発電事業」の環境影響評価準備書の説明会に出席しました。
 7月6日から8月6日まで、いわき市役所本庁1階市民ロビーなどで準備書の縦覧を行い、7月16日いわき市社会福祉センター、7月20日いわき市立小川公民館などで、説明会を開催。8月20日まで、意見書を募集しています。
  福島県は「風力発電拠点形成プロジェクト」を推進しており、風力資源を活用し再生可能エネルギーの導入拡大、関連産業の振興、浜通り復興を牽引しようとしています。このプロジェクト事業の一環として、コスモエネルギーグループの風力発電会社・エコ・パワー株式会社による(仮称)阿武隈南部風力発電事業計画は、本市の北部、福島第一原発から30㎞圏内に位置する屹兎屋山とその南側支稜及び西側支稜を含む本市、双葉郡広野町及び楢葉町の行政界付近の山稜上にまたがる、最大出力146,200kW、3,200~3,400 kW級風力発電機を43基設置する、事業実施区域面積約1,541haの大規模な風力電源開発計画です。
 方法書から準備書で変更になったのは、楢葉町の設置予定の北側エリアが木戸川の環境保全地域指定のために、削除されました。工事開始予定は、2020年3月で運転開始予定は2023年3月となっています。
 説明会では、戸渡地区に現在も住んでいる住民の方から、「建設工事と施設の稼働によって、基準はあっても個人への負荷はある」「戸渡地区への地域貢献はあるのか」「大規模な地形改変の面積は」「樹木の伐採量は」「放射能による土壌汚染の現状は」「景観がどう変わるかフォトモンタージュがわかりにくい」「工事車両の進入路は」「道路拡幅は」「工事の工程表は」など、たくさんの質問が出されました。
 私は、騒音・低周波音、景観などの生活環境への影響を考え、戸渡地区住民の生活空間から近いエリア、さらに、いわき市内での希少種鳥類の繁殖地で、山岳登山ルートである屹兎屋山・猫鳴山エリアなどは、風力発電事業との併存に困難があり風車の設置を回避し除外すること、地域の優れた自然環境と生物多様性は未来世代からの預かりものであり、継承しなければならないことから、計画区域内における施設設置の適地・不適地のゾーニング設定すべきであることを意見として述べました。

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by kazu1206k | 2018-07-22 23:43 | 環境保護 | Comments(0)

古代から未来へ・私たちの海を感じる~海の日アクション開く

 7月16日午後、いわき市小名浜三崎公園内のホテル花天で「古代から未来へ・私たちの海を感じる~海の日アクション」が開催されました。
 オープニングセレモニーは、実行委員長の藤田操さんが挨拶に続いて、三線演奏と唄を披露。
 トークライブでは、福島県考古学会顧問の馬目順一さんが「古代の海と人々のつながり」と題して、講演。平安時代「9世紀は地震の世紀であった」として、貞観地震は「3.11よりは少々低く、震度も6強、マグニチュード8程度と言われている」「いわきにも痕跡が残る」と、神谷作106号古墳の周溝部に津波堆積土と津波に巻き込まれて犠牲になった人の頭骨が発見されたことや内郷御厩の清水遺跡第1号竪穴住居跡に断層が発見されたこと、勿来関が現在の勿来駅の東側のお伊勢山の海側にあって崩落したことなど、話されました。さらに、いわき市の貝塚、縄文海進の状況、東北地方でも最も古い貝塚のひとつといわれる、平鎌田の弘源寺貝塚からカツオの骨が出土しており、鹿角で釣り針や銛をつくってカツオやタイをとって暮らしていたこと、小名浜湾には、茎糟式離頭銛や組合せ釣り針など日本屈指の鹿角漁撈用具が出土した古湊の寺脇貝塚と小名浜マリンタワーが立つ網取貝塚が東端に、相対して泉の大畑貝塚があり、外洋に漕ぎ出してカツオなどの大型魚をとっていたこと、さらに、大畑貝塚の最下層からは、直径30cm以上の巨大アワビが多数一面に配され、男性器の土器が置かれた祭祀遺構が発見され、貝塚が「ゴミ捨て場」ではなく、「聖なる場」であったこと、アワビに象徴される女性と男性器の土器との生殖関係を通して、豊漁などが1年に一度祈願されたと考えられると、語りました。
 続いて、東大名誉教授の鈴木譲さんが「海洋調査と海のこれから」と題して、いわき放射能市民測定室たらちねの海洋調査の現状などを話しました。また、認定NPO法人高木仁三郎市民科学基金の水藤周三「海の汚染を見つめて」と題して、風雲急を告げている、福島第一原発事故によるトリチウム汚染水の海洋放出問題を取り上げ、原子力市民委員会の「トリチウム水は大型タンクに100年以上保管せよ」を解説しました。
 次に、モニタリングポストの継続配置を求める市民の会の鈴木薫さんが、原子力規制委員会の子供達の生活空間からリアルタイム線量測定システムを撤去方針に対して、配置の継続を求める署名や自治体への要請、議会への意見書請願などの活動を紹介し、協力を呼びかけました。
 最後に、「海の日によせて」宣言を武藤類子さんが読み上げ、武藤さんの指導で、参加者が円陣を組み会場いっぱいに「アイヌの踊り」を踊り、みなさんで楽しみました。
 古代海洋と人との関わり、東日本大震災に匹敵する貞観津波地震と貝塚のお話し、今後の海の行方について等々、いろんなことを知り、ともに考えるひと時でした。

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by kazu1206k | 2018-07-17 23:24 | 環境保護 | Comments(0)

阿武隈南部風力発電、環境アセス準備書の縦覧と説明会

 「(仮称)阿武隈南部風力発電事業 環境影響評価準備書」の縦覧と説明会のお知らせが届きました。7月6日から8月6日まで、いわき市役所本庁1階市民ロビーなどで準備書の縦覧を行い、7月16日14時からいわき市社会福祉センター、7月20日18時30分からいわき市立小川公民館などで、説明会を開催。7月6日から8月20日まで、意見書を募集します。
 福島県が推進する「風力発電拠点形成プロジェクト」は、豊富な風力資源を活用した再生可能エネルギーの導入拡大と併せ、関連産業の振興を図り、浜通りの復興を牽引するとされます。このプロジェクトに位置づけられた事業の一つであるエコ・パワー株式会社による(仮称)阿武隈南部風力発電事業計画は、本市の北部、福島第一原発から30㎞圏内に位置する屹兎屋山とその南側支稜及び西側支稜を含む本市、双葉郡広野町及び楢葉町の行政界付近の山稜上にまたがる、最大175,000kW、2,000~3,500 kW級風力発電機を43基設置する、大規模な風力電源開発計画です。
 これまで環境影響評価に係る手続が、計画段階環境配慮書から環境影響評価方法書の段階まで終了し、方法書に対する知事の意見においては、「1 総括的事項(2)対象事業実施区域から、まとまりのある自然植生、生物相の豊かな場所、保安林、希少な動植物の生息地、峡谷、埋蔵文化財所在地等の風力発電事業との併存に困難があることが明らかな地域を極力除外すること」「(6)本事業計画の実施に当たっては、周辺地域住民の理解が不可欠となることから、必要な情報の周知、十分な説明と意見の聴取を確実に進めるとともに、当該地域が現在自然豊かで極めて閑静であることを踏まえ、事業者として、当該住民等の一番の不安がどこにあるのか、その感得に誠実に努めること」と指摘しています。
 また、環境影響評価方法書についての意見では、環境の保全の見地から、騒音・低周波音、景観、水質、動物、生態系、放射線、風車の影、人と自然との触れ合いの活動の場、事業計画などに意見があり、概ね、設置中止の意見でした。さらに、戸渡地区など周辺住民の設置反対の声も出されています。
 一方、日本野鳥の会いわき支部は、計画通りに工事が進められた場合、いわき市内での希少種の繁殖地及び渡りの中継地点が失われることから、地域の優れた自然環境と生物多様性を保全し、後世に豊かな郷土を残すために、具体的な風車配置計画の見直しと、計画区域内における施設設置の適地・不適地のゾーニング設定について、本市として、福島県に対して求めるよう、市長に要望しています。
 いわき市は、これまで環境影響評価法に基づく手続において、騒音・低周波音については、風向・風速等の気象条件や地形等の地域特性の影響を受けることから、予測地点を広範囲に適切に設定し、風力発電機の配置、規模及び構造等の決定に際して、複数案の配置計画を検討することや、野生動植物については、その調査範囲や地点、期間、時期及び調査方法等を適切に設定するほか、希少種が確認された場合には、調査範囲を広げるなど、より詳細な調査を実施することなどを意見してきました。
 現状では、隣接地域の小川町上小川地区などでの騒音・低周波音、水質、景観、放射線などの生活環境への影響や動物、生態系など、いわき市の貴重な自然環境の消失などにつながらないか、懸念されます。
 いわき市は、周辺住民、環境保護団体、山岳愛好団体など市民のみなさんの要望も踏まえ、環境影響の未然防止の観点から、風車の設置回避や計画区域内における施設の適地のゾーニング設定など、風車配置計画の見直しによる具体的な対策等が講じられるよう、今後も、事業者や福島県に対して求めていく必要があります。
 また、43基の大型風車群の設置に伴う乱開発から自らの生活環境を守り、地域の優れた自然環境と生物多様性を保全して、後世に豊かな郷土を残すために、事業者の説明会に出席して説明を聞き、市民自ら声をあげていくことが大切です。

<準備書の縦覧>
縦覧場所:福島県庁 西庁舎八階生活環境部環境共生課(福島県福島市杉妻町2-16)
     いわき市役所 本庁舎1階市民ロビー(福島県いわき市平字梅本21)
     いわき市小川支所(福島県いわき市小川町高萩字下川原15-6)
     いわき市四倉支所(福島県いわき市四倉町字西4-11-3)
     いわき市久之浜・大久支所(福島県いわき市久之浜町久之浜字中町32)
     広野町役場 2階復興企画課(福島県双葉郡広野町大字下北迫字苗代替35)
     楢葉町役場 1階くらし安全対策課(福島県双葉郡楢葉町大字北田字鐘突堂5-6)
     川内村役場 1階総務課(福島県双葉郡川内村大字上川内字早渡11-24)

縦覧期間:2018年7月6日(金)から2018年8月6日(月)
     時間:午前8時30分から午後5時15分まで(土・日曜日及び祝祭日を除く。)

<準備書説明会の場所及び日時>
・2018年7月16日(月)午後2時~午後4時
 いわき市社会福祉センター 5階大会議室 (いわき市平字菱川町1-3)

・2018年7月17日(火)午後6時30分~午後8時30分
 郡山市労働福祉会館 2階中ホール (郡山市虎丸町7-7)

・2018年7月19日(木)午後6時30分~午後8時30分
 広野町公民館 2階大会議室 (双葉郡広野町中央台1-1)

・2018年7月20日(金)午後6時30分~午後8時30分
 いわき市立小川公民館 2階講堂 (いわき市小川町上小川字下广門44-2)

・2018年7月22日(日)午前9時~午前11時
 戸渡集会所 (いわき市小川町上小川字上戸渡40-1)

・2018年7月22日(日)午後2時~午後4時
 楢葉町コミュニティセンター 大会議室 (双葉郡楢葉町大字北田字鐘突堂5-4)

・2018年7月23日(月)午後6時30分~午後8時30分
 川内村コミュニティセンター 2階大ホール (双葉郡川内村大字上川内字小山平15)

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by kazu1206k | 2018-07-05 23:58 | 環境保護 | Comments(0)

集会&政府交渉 除染土の再利用方針の撤回を求めて

 環境省が進める、8,000ベクレル/kg以下の除染土を公共事業に再利用問題で、放射性物質を環境中に広く拡散し、市民の被曝リスクが高まることから、国際環境 NGO FoE Japan が「集会&政府交渉 除染土の再利用方針の撤回を求めて」を開催します。以下、ご案内です。

集会&政府交渉 除染土の再利用方針の撤回を求めて
http://www.foejapan.org/energy/fukushima/180611.html

 環境省は、8,000ベクレル/kg以下の除染土を公共事業に再利用する方針を決め、すでに福島県南相馬市で実証実験を行い、飯舘村長泥地区では農地利用の、二本松市では道路への利用についての実証事業を行おうとしています。それだけでなく、6月1日には、除染土を農地造成に利用できる方針を発表しました。この方針は、放射性物質を環境中に広く拡散することを許すばかりか、多くの人たちに被ばくリスクを強要することになります。
 FoE Japanでは、2016年からこの方針に反対し、署名を呼びかけていました。
 このたび、この署名提出に合わせ、最近の情報を共有する集会と政府交渉を開催します。

日時:2018年6月11日(月)
13:00~14:00:集会(12:45~13:00に入館証配布)
14:00~15:30:政府交渉(調整中)

場所:衆議院第一議員会館第4会議室 
内容:
 除染土再利用方針・実証実験などの状況について
 二本松における実証事業について…菅野正寿さん/みんなでつくる二本松の会
 いままでの経緯および政府交渉のポイント…満田夏花/国際環境NGO FoE Japan

《政府交渉》 二本松・飯舘村における実証事業について
 説明会での意見・市民からの要請への対応 ほか
 申し込み:部屋が小さいので、必ずお申込みください。
https://pro.form-mailer.jp/fms/c596aca4147683

資料代:500円
主催:国際環境NGO FoE Japan
〒173-0037 東京都板橋区小茂根1-21-9
TEL: 03-6909-5983  / FAX: 03-6909-5986

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by kazu1206k | 2018-06-06 23:26 | 環境保護 | Comments(0)