アカヤシオ観察とクリーン大作戦
2006年 04月 23日

22日、久之浜の三ツ森渓谷で自然探訪会があり、夫婦で参加しました。
これはアカヤシオの群生地までトレッキングをしながら自然を観察することと環境保全のためにゴミ拾いを行うもの。
もろびと舎の主催、今年で11回目です。
私たちは今回で4度目の参加でした。
快晴の好天に恵まれ、自然の気、エネルギーを体中にいただいて往復2時間半のコースを歩きました。

アカヤシオはちょっと少ない感じですが、今が見頃で、いい色でした。
木々の芽吹きと柔らかに育つ緑、山々もパステルカラーに染まって、最高のロケーション。

大久川は、数日前の雨で水量にとても勢いがあって、今まで出会ったことのない
新しい三ツ森渓谷を発見。
水の流れる音、気のエネルギーで人を優しく包んでくれる感じ。

三ツ森山への入山者も多く、
「山と渓谷」に紹介されたという話で、県外ナンバーの車両が目立つ。
しかも、三ツ森渓谷は歩かず車で三ツ森山の登山口まで入り込む有様。

幸いというか、今年はゴミの量は減りました。
最初に参加した年は、テレビや布団などの不法投棄もあり大変な状況。
それに比べれば、今年は少ない。
とは言うものの屋根瓦の破片を麓まで持ち帰ったので、ちょっと重かったね。
県道歩道の段差解消を求める声
2006年 04月 21日

20日は24節気の一つ穀雨。
さすがに雨となりました。庭のコゴミの伸びが早いこと。
新年度の各行政区の総会もほぼ終了し、
各区から市民生活関連の改善要望が出されています。
そのひとつが、県道48号江名常磐線の下蔵持地区の歩道の段差。
写真のように、歩道が車道より20センチほど高く、
県道に沿って右側に三田川があるため、
この付近は鉄製の枠の上にコンクリートを打って歩道を造っている状態。
以前から危険性が指摘され、お年寄りや子供たちばかりでなく
地域住民から「あそこは早く何とかしなくては」という声が
毎年強くだされていたところ。
県道のため福島県いわき建設事務所の地域保全グループに住民要望を伝えた。
バリアフリーの、誰にでも優しいまちづくりが求められている。
県も緊縮予算を気にしているが、19年度までに補修に取りかかりたい考えのようだ。
一歩一歩、地域で誰もが安全に安心して暮らせるまちにしていきたい。
イラク戦争は、人類のターニングポイント。中東の運命と我々の未来、米英占領のイラク報告を聞く
2006年 04月 16日

相澤さんは、イラク戦争に自分のいのちと体を張って反対する国際的な非暴力抵抗運動だった「人間の盾」に参加した一人です。これまでにも何度となく、命の危険にさらされながら、イラクの人々との民衆レベルの連帯を目指してイラク現地に入り、医薬品の提供や障がいを持つ子供たちの送迎用バスの提供などの支援活動を現地スタッフと一緒に行ってきました。
しかし、米英をはじめ日本の自衛隊などの外国軍隊の占領の長期化と宗教対立を煽る内戦の激化などの暴力によって、これまで通りの活動が困難になりました。

昨年、イラク現地入りが困難なために、相澤さんは以前から交流していたイラクの芸術家を日本に招き、銀座や広島など日本各地でイラク美術展や交流会を開きました。
そのひとりハニ・デラ・アリさんは、メソポタミア文明を生んだチグリス川・ユーフラテス川や古代遺跡の文様などの文化と伝統を活かすイラク芸術家協会のアーティスト。埼玉の丸木美術館を訪問して丸木夫妻の「原爆の図」に対面。ハニさんは、「みなさんも原爆の被害にあった民族として、私たちと同じような苦しみや経験をしてきていると思います」「絵を見て初めて涙を流した」と語っていたそうです。
ハニさんは、次のように言っています。
「今のイラク、特にファルージャやラマディで起こっていることは、イラクの人々・文化・歴史に対する侮辱だと、私たちは見ています。このような侮辱・占領に、私たちは絶対に沈黙してはいけません。絶対に最後まで闘うと決めています」
相澤さんは、人間の社会的なつながりが破壊されたイラクのなかで、現地スタッフとして活動してきたサラマッドさんが「自衛隊の存在が、米英の占領を正当化している。自衛隊が撤退し、アメリカを孤立化させてほしい」と訴えていることを紹介し、「イラク戦争は、人類のターニングポイントになる可能性がある。中東の運命が我々の未来を決める。イラクのことを忘れないで。決してあきらめないで」と訴えました。
満開の桜、さくらおこわ、議会報告会
2006年 04月 14日
昨日はとても気温が上がりました。カーディガンを脱いで、ワイシャツ1枚で十分の陽気。
花見もだいぶ賑わったことでしょうね。
先日、我が家では、カミサンが桜おこわを炊きました。
これは、塩漬けしておいた八重桜の花で、桜おこわを作ったもの。ふんわり桜色がかったおこわから、桜の香りがほんのり漂って…オイシかったこと。
やさしい春をおいしく頂きました。
さて、2月議会の報告会、11日から13日まで、植田、平、鹿島と開催しました。
新年度予算の特徴、いわき駅前再開発、農林業の今後、障がい者の介護輸送、ゴミのポイ捨て対策、携帯基地局鉄塔の建設問題、子育て支援、休日保育、ノーテレビ運動、通学路の安全対策などなど、いろいろなご質問ご意見を頂きました。
いただいた貴重なご意見、これからの活動に反映させ、問題の解決をはかっていきたいと思います。
参加いただきましたみなさま、本当にありがとうございました。

携帯基地局の電磁波問題
2006年 04月 05日

最近、携帯基地局の相談が相次いでいます。
この写真は、2004年10月5日、私の自宅近くの携帯基地局の鉄塔を撤去している様子です。
電磁波の健康への影響と住民同意なき建設に抵抗した住民の4年越しの運動で、完成した鉄塔が電波を発信しないまま撤去されたもので、全国で2例目でした。
この鉄塔は隣の区に建設されたものですが、当時、私は区長として、隣の区の区長さんと事業者との交渉に当たりました。両区住民の熱い意思と固い団結は、事業者をして40メートルの鉄塔と基地局の撤去に至らしめました。
その経験を買われてか、市内はもとより全国各地から、相談などの電話があります。
今年に入っても既に4件。国の電磁波規制は、諸外国に比べて相当緩く、立地についても明文化された手続きや規制も特にないため、紛争に至るケースが絶えないのです。九州では裁判で係争中の事例もあります。国、自治体とも、本格的な対応が求められている課題です。
4月、新しい出発と区切り
2006年 04月 04日
3月下旬から各区の総会出席が続いています。
年度末、年度始めの3月末から4月中旬にかけては、新しい出発や人生の出会いの時でもあります。
わたしも、ひとつの区切りをつけました。
先年、両親が他界し空き家になっていた実家を、3月31日に引き払いました。両親の夫婦二人の生活が色濃く残る実家を明け渡すことのためらい、自分のルーツがかけるような寂しさもありました。ものと心、暮らしの中に降り積もり、折り重ねてきた膨大な蓄積。どっと押し寄せる、父と母の息づかい、その生き方、人生。昨年秋から3月31日まで、引っ越し作業は半年かかりました。
父と母が気に入っていたサンシュウとウメの木を、実家の庭から鹿島の家に移植して、「落ち着いた感じだね」と、つれあい。ようやく、両親二人と一緒になりました。
31日、いつも野鳥が訪れる実家には「ホーホケキョとウグイスの声が聞こえていました。
きのう3日は、いわきでも小名浜で桜の開花宣言。いよいよ春本番ですね。