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東京混声合唱団の特別演奏会 in いわき

日本を代表するプロの合唱団「東混」。
1956年に東京芸術大学声楽科の卒業生によって創設されて以来、2006年には創立50周年を迎え、国内はもちろん海外でも精力的に演奏活動を行っています。
19日、アリオスで、東混と歌おう!実行委員会の主催による東京混声合唱団の特別演奏会がありました。

「東混」の音楽監督であり、桂冠指揮者でもある田中信昭さんのタクトのもと、地元中高生・一般の合唱団との合同演奏が第一部にある特別演奏会とあって、会場の大ホールは4階席まで埋まり、大盛況。石河清先生のお誘いで、わたしも前列で演奏を楽しませて頂きました。

第1部の合同演奏は、三善晃編曲の「唱歌の四季」より朧月夜など3曲、そして林光編曲の「日本抒情歌曲集」より早春賦など3曲。
実行委員長でもある石河清先生の合唱指導の成果と、田中信昭先生もお話しておりましたが、東混との素晴らしいハーモニーとなりました。ピアノの中嶋香さんもいい感じでした。
第2部は東京混声合唱団の演奏。
柴田南雄作曲の「追分節考ーシアターピース」は、尺八の関一郎さんとの息もぴったり。田中信昭先生が団扇で番号を指示して、それが追分節や馬子歌となって、客席から男性コーラス、舞台から女性コーラスとコラージュ風に歌われていくというもの。
続いて、西村朗作曲の「混声合唱とピアノのための組曲氷河の馬」。
最後は、「東京混声合唱団愛唱歌」より、ジェリコの戦い、島唄、オーバーザレインボー、生きるなどを演奏。
さらに、会場の割れんばかりのアンコールに応えて、さくらさくらなど2曲を演奏。

田中信昭先生のお話では、いわきでは昭和36年に公演されたといいますから、48年ぶりの公演ということになります。
アリオス大ホール4階席まで、会場一体となった感がある、フィナーレでした。
さすが、プロの合唱団は違う。
月2回のコーラス見習い生としては、大変いい勉強になりました。
# by kazu1206k | 2009-04-19 22:06 | 文化 | Comments(0)

コゴミとたらの芽の天ぷら

今年は、庭の山菜の生育も早い。
先日の雨で、コゴミがあっという間に伸びた。
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コゴミは、オシダ科クサソテツ属。
葉が広がるとソテツに似ているので、正式名称はクサソテツだ。
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コゴミが出てきたと言っている間に葉が開いた。
せっかくの春の恵み。早速、一つだけ葉が開いたたらの芽と一緒に天ぷらにして味わう。
カミサンと二人で、おいしいねえと、ニンマリ。
アクもエグミもないので、さっぱりした味だ。
今年、最初の山菜を味わったという次第。
自然の恵みに感謝、感謝!
# by kazu1206k | 2009-04-18 22:07 | 我が家の庭 | Comments(0)

第五十八寿和丸転覆海難事故、海難審判不要?

昨年6月に殉職者17名という犠牲者をだした第五十八寿和丸転覆海難事故について、海難審判所は、審判の開始を申し立てないことを決め、今月8日付で「審判不要処分」とした。事故原因の究明は、東京の運輸安全委員会が進めている。
報道によると、海難審判に向けた公聴会の準備を進めていた船主の酢屋商店に十分な説明もなく、社長は「事故原因が明らかでない現時点で出された審判不要処分には疑問だ。原因調査などの結果、第三者がかかわっていた場合はどうなるのか」と語っている。

第五十八寿和丸転覆海難事故は、救助された生存者の証言から、船首右舷船底近くの側面に2度の強い衝撃を受け、船底の燃料タンクが何らかの原因で損傷、この損傷で右舷側に傾き、わずか10〜15分で沈転覆沈没したもの。「状況からみて潜水艦による衝突以外の可能性は考えにくい」とも報道された。

いわき市議会は、昨年12月定例会で「第五十八寿和丸」転覆沈没海難事故の原因究明を求める意見書を全会一致で採択し、「速やかに潜水調査を含め、徹底調査に努めること」「行方不明の乗組員御家族の心情を察し、第五十八寿和丸の船体映像を確認すること」を国に求めている。
今年1月、第五十八寿和丸転覆海難事故の潜水調査による原因究明を求めて、船主の酢屋商店社長や小名浜機船底曳網漁協組合理事、いわき市長、市議会議長、県漁連会長らと犠牲者のご遺族が、国土交通省や農林水産省、水産庁を訪問。国土交通大臣に「第58寿和丸海難事故原因究明に関する要望書」と14万5,683人の署名を手渡し、「波浪による単純な転覆事故ではない。寿和丸の船体を確認する必要がある」、水深5.800mの沈没地点を独立行政法人海洋研究開発機構所有の深海調査船によって潜水調査を行うよう要望している。

運輸安全委員会の事務局長は「できる限り真実に近づけるように努力したい」「100%証明するのは難しい。証明には時間がかかる」と語っているが、第五十八寿和丸の犠牲者やご遺族の心情を察すれば余ある。
何としても第五十八寿和丸転覆海難事故の原因を究明しないわけにはいかない。
潜水調査と船体映像の確認による徹底した原因究明は、海上交通の安全を願う国民の願いであり、ぜひとも実現しなければならない。
第五十八寿和丸は、水深5.800mの深海の底で、待っているはずだ。
# by kazu1206k | 2009-04-17 22:49 | 農水商工業 | Comments(0)

ニリンソウ、初燕、雉。

春風駘蕩。
今朝は、風が強く、春風にのって、満開のさくらが舞い散っていた。
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ニリンソウが庭で咲き始めた。
いずれも塀のそばのちょっと日陰になる湿潤な場所。
同じキンポウゲ科のイチリンソウよりも小さく、高さは15センチ〜20センチ。
茎から2輪ずつ花をつけるのが和名の由来というが、1輪というのもある。
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ニリンソウをみていたら、カミサンがつばめを今年初めて見た話をした。
初燕。

そういえば昨日、現場調査の帰り道、夕立の中に、悠然とたたずむキジに出会った。
思わず目を見張った。
色鮮やかな長い横縞の美しい尾をもった雄キジであった。
日本の国鳥、雉。
悠然たるたたずまい、その美しさ。
ここにも日本人の忘れ物があった。
# by kazu1206k | 2009-04-15 23:31 | 我が家の庭 | Comments(0)

いわき市議会の議会改革推進検討委員会

4月13日、いわき市議会の議会改革推進検討委員会(正副議長を含め委員11名)が開かれた。
この日の協議事項は、「予算の審査について」と「今後の検討事項について」。

予算審査の方法については、前任期からの申し送り事項。
予算特別委員会を導入して一括審査方式をとる自治体議会と分科会方式をとる自治体議会の視察を実施した上での検討となった。
しかし、前回同様、これまで設置した決算特別委員会の実効性に疑問があり、引き続き常任委員会で審議すべきである、予算特別委員会の設置に法的拘束はあるのかという議論となり、現状どおり各常任委員会に付託する審査方法で良いとする意見、決算特別委員会に対応させ予算特別委員会を設置すべきとの意見に別れたままで溝は埋まらなかった。
各会派の意見は依然合意をみず、委員長は継続審査とした。

今後の検討事項については、各会派提出の検討項目について、各会派が態度表明。
わが会派の4提案について、他の5会派の賛否状況は、表明のないものもあるが以下の通り。
・一般質問の時間拡大ー1議会1人60分確保できるよう年間1人240分とする。(賛成1、反対2)
・委員会における請願者、陳情者の陳述ー委員会で請願、陳情者より趣旨説明を受けるようにする。(賛成1)
・政務調査費の見直しー現行月額1人当り11万円を見直し削減する。(反対4)
・議会基本条例の制定ーこれからの議会のあるべき姿を明らかにするため、各地で制定されつつある地方議会運営の基本条例の制定に向けて調査検討する。(賛成3)

他会派提案項目の賛否状況は、表明のないものもあるが以下の通り。
・議員定数の削減について(賛成2、反対1)
・定例会の開催回数(通年議会もしくは年2回開催)について(賛成1、反対2)
・決算委員会の存続について廃止してもよいのではないか。(継続)
・予算委員会の設置について不必要である。(継続)
・地方自治法の改正により議会制度が改正されている。例えば、議会審議の活性化、議会の定例会の招集回数の自由化、委員会制度の見直しなど。

これら審査項目の決定に至らず、優先順位を詰めるために「各会派に持ち帰り協議」との委員長集約となった。
# by kazu1206k | 2009-04-14 22:11 | 議会 | Comments(0)

佐藤かずよし


by kazu1206k